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奥大和でワーケーションをやってみた


Women’s Future Centerってどんな会社?

代表のきょんです。
「女性の未来を真ん中に」そんな意味を込めてつけられた会社名。
2014年に子育てサークルのネットワークをつくってボランティア活動をしていた私は、活動の中で、さまざまな能力を持つお母さんたちと出会い、
「子育て以外にお母さんたちが活躍できる場を作ることで、子育ても充実したものになるはず」と思ったことをきっかけにお母さんたちが柔軟に働ける仕組みを作りたいと立ち上げました。

フリーランスで活動する400人がメンバーとなり、シェアオフィスでさまざまな講座が開催されましたが、2020年、コロナの影響を受けて、シェアオフィスから撤退することになりました。

2020年から新しい事業を模索する中で、10年以上、フリーランスライターとして活動してきた経験、フリーランスのデザイナーたちと一緒に仕事をする「ブランディングデザイン」の仕事に加え、システム開発に挑戦。

自社独自のクラウドシステムの開発やマッチングサイトを構築。2021年からおもに製造業の個人事業主や小さな企業のシステム開発とその運用を在宅ワーカーがサポートし、運用までをサポートする仕組みをつくり、現在、6社とプロジェクトを進行しています。

主なシステム開発としては、店舗の売上と顧客管理をするアプリを開発したり、AWSとネクストクラウドを使った社内クラウドの開発、googleスプレッドシートとストアーズの連携、concrete5を使ったマッチングサイトなどを行っています。

ワーケーションって

ワーケーションとは、「work ワーク」と「vacation バケーション」をあわせた造語で、観光地などで仕事をすることで、ワークライフバランスの充実や地方への人口流動などを促す取り組みです。

日本では、都市部への一極集中や地方都市の人口減少などが課題になっています。今の団塊世代、団塊世代ジュニア以降は、日本の人口は、減少するばかりです。人口の流出が課題の地方の田舎では、「限界集落」として、数年後には村や町ごとなくなるということが言われています。

野迫川村でワーケーション

奈良県の野迫川村は、離島を除いた市町村で一番人口の少ない村です。357人しかいません。ちなみに奈良市にある娘の中学校の1学年分です。

山間の地にあり、近くにある高野山の通り道になっています。
近くのコンビニまで車で1時間弱、大きなスーパーまでは和歌山県橋本市や奈良県五條市まででなくてはならなくて、1時間30分ほどだそうです。

今回、ワーケーションを野迫川村で行うことを決めたのは、リモートワークのプロジェクトマネジメントの確立、野迫川村のような山村での仕事の創出の可能性、小さな山村こそシステムの力で人がいなくても動く仕組みづくりが可能なのではないかという課題の抽出をおこなっていきたいと考えています。

まとめ

今まで、主に女性の柔軟な働き方を仕組み化してきましたが、今後は、男女関係なく誰もが自由に働ける仕組みを作っていきたいと考えています。
山間で暮らす魅力は多いものの仕事の不安があります。
それを今回のワーケーションの実証実験で課題を抽出し、システムの力で解決する糸口を作れたらいいなと思っています。

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