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【理事紹介】 No.1 石塚来輝

石塚来輝

代表理事
1998年生まれ 千葉県出身
國學院大學人間開発学部初等教育学科卒

小学3年〜高校3年まで約9年間サッカーを続ける。
大学2年時カンボジアに初めて渡航し、現地の子ども達に触れあう中で「夢と現実」のギャップ、「生まれや環境」によってチャンスの機会に大きな差があること、そして自身の過去の家庭環境との重なりを感じ「サッカーで子供たちの可能性を拡げたい」という想いでWFS設立を決意。
その他現地プロサッ カークラブインターン、カンボジア農村部の教育支援を行うNGOの設立。大学のゲスト講師等を務める

あなたが掲げるビジョンはなんですか

『生まれや環境によって、人生に制限がかかってしまう、この世界にどうにか風穴をあけたい』

この世界では、経済力等、個人の努力の範疇を超えた障壁によって夢を阻まれてしまう人がいるというのが現状です。ただただ、純粋に機会さえあれば、大きく花開くである可能性やポテンシャルの塊が溢れているのに、生まれや環境である程度人生が決められてしまう、その世界線に私はどうしても納得がいきません。

大学在学時から何度もカンボジアを訪問し、「可能性を磨ける場」と「可能性を拾い広げる場」があれば、大きく開花する可能性を秘めた子供たちに何人も会いました。

幼い頃の私と重なる目をした子供たち、想いを持った子供たちに私は、サッカーという領域で「可能性を磨ける場」と「可能性を拾い広げる場」を創出することに挑戦していきたいと想っています。

あなたが一番大切にしているマインドはなんですか

「人の縁に感謝」

本当に私は人の縁に恵まれています。
母子家庭で育ってきて、いまとなっては笑える話も、当時は辛いことも沢山あって…
でもいつも僕の周りには人がいて、支えられて助けられてきました。そして、自分が夢を持つようになってからは、それを応援してくれる人が増えて、漫画の主人公ではないかと錯覚してしまうほどに、タイミングよく必要な人が目の前に現れ、同じ未来を向い歩んでくれる仲間にも恵まれました。基本的に僕はポンコツなのですが唯一、人に自慢できること、それが「人の縁」です。その人の繋がりと、身近にいてくれる人たちへの感謝を忘れず、これからの縁も大切にしていきたいです。

あなたのいままでのヒストリーを教えてください

小学校3年生の時に両親が離婚しました。父親が家から出ていった日は今でも鮮明に覚えています。その日は本当に辛い日であったとともに、私の人生が大きく動き出した瞬間でした。
弟2人の兄であり父ちゃんになるんだ」「母ちゃんの事を僕が幸せにするんだ」
9歳とかそんなガキンチョながら、そう決意しました。
お金の問題で出来ない事も沢山ありましたが、色んな人や、社会に支えられてサッカーにも出会い、結果的に大学まで通うことができました。そして、いまでは「カンボジアひいては世界中の子供たちの為に」と言えるまでに成長しました。この幼少期の体験がある種の原体験となり、大学在学中に教育支援を行うNGO立ち上げや、政治への関わりなど行ってきました。

あなたの一番の自慢はなんですか

「人の縁」一択です。
これまでの人生、本当に多くの人に関わらせていただき、支えられて生きてきました。今の自分を語る上で、その方々との関わりは切り離すことができない大切なものであり、私の一番の自慢です。

ほかで行っている活動はなんですか

つい先まで政治に関わる仕事にどっぷりつかり、都議会議員の秘書を行ったり、衆議院議員の事務所で働いたりとしていました。都議会議員さんの所では、議員の横にずっとついて、政策立案の過程に携わったり、都庁の色々な委員会等、様々な方々との会議に同席させてもらったり、知事への質問文章を作成したり、都議選もずっと付きっきりと、本当に政治家の0から100までを二人三脚で行っていました。社会の構造や社会のルールそのものをつくるのが政治で「政治のチカラを正しく使えば社会を変えられる」そう思うようになりました。自身の志に沿って、その手段として「政治家」という職業も目指したいなともちょっぴり思ったりしています。

あなたにとってサッカーとはなんですか

「人生を豊かにする最高のツール」

あなたとカンボジアとのかかわりはなんですか

大学2年生の時にサッカーで国際協力をする学生団体に入団しました。その団体がサポートしている地域がカンボジアで、2年生の夏休みに初めてカンボジアに渡航しました。この経験がカンボジアに軸足を置いて、活動を始めるキッカケとなりました。そこからカンボジアのプロサッカークラブでインターンをしてみたり、ソーシャルビジネスの研修を受けに行ったりする中で、自身で教育支援を行うNGOを立ち上げ、それと並行して今回のプロジェクトを走らせ始めました。コロナの影響ですべて振り出しに戻ってしまいましたが、今回このプロジェクトを進めるにあたって改めて再チャレンジしていきます。




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