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四国八十八ヶ所巡り「高知編2022.9.9-9.12その7 〜鯖大師本坊〜」

占いが好きで、先日、手相を見てもらった。不思議だな、と思ったのは、元々は旅行好きの線がなかったのに、今現在の手相に現れていることだ。ということは、生まれつきの才能や質を持ってなくても、やってみればそれらを手に入れることができるってことよね。ワクワクすることや楽しいことは、やった方がいいということだよね。手相にハッピーな線を刻むのは、自分次第なんだね。

<3日目 9/11(日)中編>
サーファーたちの楽園、海の駅東洋町駅で30分ほどのんびりして、阿波海南駅行きのDMVに乗車。今回乗るのは2度目だが、やっぱりワクワクした。DMVはDual Mobile Vehicle の略称で、レールの上を走る電車と道路を走るバスが合体した、世界初の乗り物。海の駅東洋町駅をバスで出発し、甲浦駅からはレールに上がって電車になる。タイヤからレール仕様に変わる数分の間、車内に阿波おどりの音楽が流れ、完了すると「フィニッシュ!」と女性の掛け声が響き、毎回、笑ってしまう。

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阿波海南駅では、レールから車道へ降りる際にも阿波おどりミュージックでひと笑い。JR牟岐線に乗り換え、鯖瀬駅で下車したのは午後2時過ぎ。いよいよ前回行きそびれた場所へGO!歩いて5分で鯖大師本坊へ到着。

ここでちょっと話がズレるが、四国八十八ヶ所巡りを始めた2年前から、弘法大師様を「空海ちゃん」と呼んでいる。アイドルと言ったら軽すぎるが、空海ちゃんは現在、私にとって、巷でいう「推し」のナンバー1なのだ。このような態度では、真剣にお遍路をやっている方々には申し訳ないと思う反面、空海ちゃんならこんな私を許してくれるもん!と確信している。

空海ちゃんが鯖を持ってるの。キャー!かわいい。鯖を3年絶って祈願すると、願い事が叶うらしい。食いしん坊の私には無理な修行だわ。この鯖大師本坊の大洞窟には八十八ヶ所のご本尊が並んで、霊場のお砂踏みができるそうだ。

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鯖を持った空海ちゃんにひとしきり興奮した後、電車時刻を調べると、次の阿波海南駅行きはおよそ50分後だった。うーん、どうしよう。お寺に戻って大洞窟に入ってみようかとも思ったが、肉体疲労を感じてしまったからには、動きたくない。ここはのんびりと鯖瀬駅でJR牟岐線を待つことにした。

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終点・阿波海南駅でDMVに乗り換え、海の駅東洋町駅に着いたのは午後4時ちょっと過ぎ。幸い、室戸世界ジオパーク行きのバスにすぐ乗れて、その後の奈半利駅行きバスもさほど待たなかった。奈半利駅から土佐くろしお鉄道・ごめんなはり線に乗り、途中、御免駅でJR土讃線に乗り換え、高知駅に到着したのは午後8時。だいぶ遅くなったので、ホテルに戻らずに飲み屋さんへ直行したのは言うまでもない。

3日間、ジーンズのポケットから出し入れしてヨレヨレになった「四国みぎした55フリーきっぷ」。お疲れ様!そして、ありがとう。

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++++++++++ つづく ++++++++++

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