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(第三章)ブロックチェーンのプラットフォーム(チェーン)について

ブロックチェーンには様々なプラットフォーム(チェーン)が存在します。
代表的なものを下記に記載します。

Bitcoin Core:ビットコインコア

Ethereum:イーサリアム

BSC:バイナンススマートチェーン

Ripple:リップル

Avalanche:アバランチ

Fantom:ファントム

他にも沢山あるのですが全てを覚える必要はありません。
必要に応じて覚えていくのがお勧めです。
それぞれのプラットフォームには用途があり、向き不向きがあります。
単純送金ならビットコイン、ゲームやトークン系ならイーサリアム、銀行間送金ならリップルといった具合です。
例えば話題のNFT。

NFTの簡易解説
NFT(デジタル資産/非代替性トークン(これまではオンライン上の写真やデジタルコンテンツは簡単にコピーができ、代替性がありましたが、NFTは非代替性であり、ユニークなデジタル資産))は、スマートコントラクト機能(デジタル上の印鑑のようなイメージ)を用いて非代替性のデジタル資産を実現しています。

現在、NFT界隈の多くはイーサリアムのプラットフォームで実現されています。何故イーサリアムなのか?スマートコントラクト機能があるためです。ビットコインやスマートコントラクト機能がないプラットフォームではNFTが実現できないのです。
現在のNFT主流プラットフォームは、イーサリアム、バイナンススマートチェーン、ポリゴン等です。


しかし、イーサリアムも完璧ではありません。現在問題視されている1つはガス代問題。ガス代とは別の章で詳しく説明しますが、イーサリアム上の手続き時に発生する手数料が高いということです。その他にも送金時の速度を重視するならファントム(ビットコインの約6万倍)等、各プラットフォームにはそれぞれ特徴があり用途に合わせて利用するのが好ましいです。

では次に各特徴を見ていきますが、先に少しだけ用語を説明します。

トークン:ブロックチェーンのプラットフォーム(チェーン)を利用して開発されているものをトークンといいます。
BTCやETH、XRP等プラットフォームの独自通貨はトークンといいません。定義は曖昧ですがコインや仮想通貨といわれています。
そのプラットフォームを利用して開発されているものがトークンといいます。また、トークン界隈では、Ethreum、BSCトークン(俗に言う草コイン)が市場の大半を独占しており私自身もEthreum、BSCトークンの取引を行うことが大半です。トークン例:Shiba Inu, Cheems Inu, Floki Inu 等

DeFi(分散型金融):金融機関のように中央で金融資産を管理する中央集権システムを必要とせず、ブロックチェーン上で構築できる金融サービス等のアプリケーションです。

Bitcoin Core
・仮想通貨:BTC
・仮想通貨/ブロックチェーン技術の先駆け
・単純な送金手段として使われる
・スマートコントラクト機能:なし
・トランザクション処理速度が遅い
・低速で手数料が高い

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Ethereum
・仮想通貨:ETH
・トークン、ゲームの開発に使われることが多い
・手数料が高い
・スマートコントラクト機能:あり
・トランザクション処理速度が遅い
・低速で手数料が高い

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BSC
・仮想通貨:BNB
・トークン、ゲームの開発に使われることが多い
・スマートコントラクト機能:あり
・トランザクション処理速度が遅い
・高速で手数料が安い

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Ripple
・仮想通貨:XRP
・銀行間取引に特化
・リップル社が管理しているため中央集権的
・スマートコントラクト機能:あり
・高速で手数料が安い

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Avalanche
・仮想通貨:AVAX
・イーサリアムとの互換性
・Defi(分散型金融)に特化
・スマートコントラクト機能:あり
・高速で手数料が安い

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Fantom(通貨:FTM)
・仮想通貨:FTM
・様々なプロジェクトと提携
・スマートコントラクト機能:あり
・超高速で手数料が安い

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上記に少し記載しましたが、私は主にBSC(仮想通貨:BNB)トークンでの取引を行っています。
理由は、手数料が圧倒的に安く、処理も高速、NFTマーケットも存在し、世界最大手取引所バイナンスが開発、また利用者&トークン数が多く非常に賑わっているためです。※回し者ではありません。
Ethereum(仮想通貨:ETH)トークンの取引は手数料が高いのでどうしても欲しいトークンがない限り手を出しません。

次回は、仮想通貨に欠かせないサイト&アプリについて解説いたします。

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