見出し画像

貿易実務検定A級 合格体験記

この記事にあるように、私は自分のキャリアプランを5年間で計画し、実行しました。
💁‍♀️こちら

その中で、最も情報が見つけづらかった貿易実務検定A級について、今日は記事を書きます。合格体験記第3弾です。

資格の説明については、こちらの記事へ💁‍♀️
第1弾は、こちら💁‍♀️ 貿易実務検定C級
第2弾は、こちら💁‍♀️ 貿易実務検定B級

試験時間と配点は?

下記詳細の出典は、貿易実務検定協会さんのページ。

試験時間

(1)貿易実務・貿易マーケティング 13:15~15:15 (2時間)
(2)貿易実務英語 15:30~16:40 (1時間10分)

配点

貿易実務     :200点
貿易実務英語   :150点
貿易マーケティング:100点
       合計:450点
※各回毎の基準点(3科目の合計)が合格ラインです。

いつ合格したの?

2021年10月実施の回です。
A級は年に1回のみの開催で、会場受験です。(東京、大阪、名古屋のみの開催でした。)
新宿NSビルの2部屋を使って試験が行われました。東京会場は80人ぐらい?でした。

自己採点の結果は?

今回は記述があるので正確な点数はわかりません。
模範解答と照らし合わせた感じは、こんな感じです。

貿易実務     :60%
貿易実務英語   :90%
貿易マーケティング:50%
       合計:65%~70%ぐらい

A級は明確な合格ラインが提示されないので、大丈夫そうと心の中では思っていましたが、結果が出るまでの2ヶ月がとっても長かったです💦
(下記画像は、有料の合格盾です。)

貿易実務検定A級の合格盾

B級と比べてどう?

私は2020年8月にB級に合格しました。
その後A級に挑戦しようか悩んでいるとSNSで発信したところ、SNSのお友達から「A級の過去問持っているけど、よかったらお譲りしましょうか?」とお声がけいただきました。

ゲームしたり読書したりしばらくゆっくりしたので、ゆるゆると年末ぐらいからスタート。ですが、難易度の違いに愕然… 
嫌になって一度挫折したのでした。。。

実際、どのくらい勉強した?

本格的に勉強を開始したのは4月下旬、ゴールデンウィークと同時にでした。総勉強時間は413時間。

毎日毎日、コツコツと勉強を続けました。読書やゲーム、外出、趣味など一切を断ち切って、会社ではお昼休み返上で勉強しました。

私の勉強ログ

使用した教材は?

貿易実務アドバンストマニュアル

B級の時のテキストをそのまま使いました。細かいところまで問われるので、隅々まで読み返しました。

B級・A級のための貿易実務アドバンスト演習テキスト

テキストだけでは対策が不十分で、全然点数が伸びなかったので学習が進んでから追加で購入したテキストです。
貿易実務の200点のうち、85点を書類作成が占めます。書類作成ができないと落ちると言っても過言ではないと思います。

過去問

今回は第11回~19回の9回分を購入しましたが、古いものは傾向が違ったので、15回以降の過去問をおすすめします。
高いんですが…諦めてポチりましょう。合格への近道なので。

・A級一日集中書類作成対策講座(web配信)

以前は通学で行っていたようですが、コロナの関係でウェブ配信になりました。私は、そのおかげで受けられました。
9月中旬頃から配信されます。貿易実務検定のホームページでお知らせされます。

私が受講した2021年のものは、中川章講師による講義でした。
具体的にこれが何点とかは教えてくれないものの、「こうやって書かないと得点にならないよ」「ここがポイントだよ」と教えてくれるので、とても印象に残りました。たまに毒舌な部分が出て面白かったです笑

書類が中心で、事例問題の解説、課税価格や運賃計算の解説もありました。書類作成は私が最も苦手としていた箇所で、通勤中には事例問題、帰宅したら書類作成…と、やっていました。事例問題は捨て問にしようと思っていたので、講座を受けてよかったです。

実際に試験の際に、「聞いたことのある内容出た!」となりました。書類作成は、どれが来ても大丈夫!っていうほどに自信がつきました。

運賃計算は航空貨物と海上貨物の両方の運賃計算の方法をしっかりと学ぶことができて、実務にも役立っています。

・計算問題ドリル

関税協会が出している、通関士試験向けの教材です。
課税価格、関税、消費税、地方消費税の問題は毎年1問しか出ません。演習不足を心配していたところ、通関士の勉強をしている方々からこのドリルをおすすめされました。
5段階のレベルに分けられているので、徐々に力をつけられます。レベル5は結構難しいです。(そこまで難しいものは貿易実務検定には出ないと思います)

具体的な勉強方法は?

C級、B級で勉強方法を確立したので、同じ方法で解いていました。

勉強方法を記載した記事はこちら💁‍♀️

過去問は9回分を回していて、全科目とおしで回したのは16回でした。
問題の量が多く時間がかかりすぎてしまうので、貿易実務だけ、マーケティングだけと科目を分けて勉強したり、書類作成だけ、計算問題だけ、なんて日もありました。
この記事を読んで、自分の得意不得意からどの科目でどのくらいの点が取れれば合格できそうかを踏まえ、学習の時間配分をするといいと思います。

私の勉強の配分は、貿易実務>>>>マーケティング>>英語 で、
勉強時間のほとんどを実務対策に割きました。

以下、結構詳しく書いてしまったので、有料記事とさせていただきます💦

ここから先は

6,756字

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?