社会人のリカレント教育について思うこと

こんにちは。

半年後にアメリカの会計事務所でインターンを始めるわたるです。

今日は、最近よく言われているリカレント教育の方法について書きたいと思います。現在、仕事で悩んでおり、自己啓発などを考えている人のきっかけになると嬉しいです。

私は、銀行員時代の社会人2年目の時に自分の専門性をつけるべく、USCPAを取得するためにアビタスというUSCPA用の学校に入学し、勉強をしました。
その後、転職をして、公務員として2年弱働いたのちにアメリカに会計事務所に行くことになりました。
自己紹介の詳細とUSCPAについて、気になった方は下記を読んでくれると嬉しいです。

リカレント教育って何!?

リカレント教育とは、

リカレント(recurrent)の意味は、「循環や再発」。
リカレント教育は、社会人になった後も、必要なタイミングで教育機関や社会人向け講座に戻り、学び直すことを指します。
よく似た言葉に、生涯学習があります。
年をとっても勉強を続ける、という点は共通していますが、生涯学習は日々の暮らしの生きがいを目的とする時に使われます。

一方、リカレント教育は、学んだことを仕事に生かし、会社の成長や自分の出世・昇給・転職など、より具体的な目標を伴います。
学ぶ内容についても、生涯学習が趣味やスポーツを含むのに対し、リカレント教育では、資格や職業訓練など仕事に役立てるのが基本です。

語学やデジタル分野のスキルなど両者に共通する学習分野もあり、混同されている場合もありますが、ニュアンスには開きがあります。

https://mba.globis.ac.jp/careernote/1512.html

勉強する→社会で実践する→社会で実践したことを体系的に学習する→さらに社会で実践する
という流れのことをリカレント教育と定義されています。

生涯学習とは異なり、あくまで社会にまた実践していくことが主眼にあるようですね。

リカレント教育で大切なこと。

リカレント教育をする上で大切だと思うことは2点のうちのどちらかに当てはまっているかどうかです。

  • 現在の仕事との関連性

  • 将来のなりたい姿

例えば、日本人むけにサービスを展開したいと思っている人に英語学習は(全く意味がないとは思いませんが)、勉強したことを社会で実装することが難しいと思います。また、職種を変えたと思っている人が、現在の職種に関して勉強してしまい、コストをよりかけてしまうと職種転換がより難しくなってしまうと思うので薦められるべきものではありません。

ただし・・・・

ただし、生涯学習のつもりが、結果的に社会で実践されることも当然あります。
スティーブ・ジョブスが全く関係のない文体の勉強をしていたことが、のちにMacの美しいフォントに繋がったことは、有名な話です。
日本人むけに展開していたサービスが横展開で英語の知識を使う日が来るかもしれません。現在の職種の勉強が異業種に移ってから新しい価値観として認められることもあると思います。
点と点が後から線で繋がる。これは本当にあると私は信じているので、興味があると思えば挑戦するのはとても大事なことだと思います。

特に、リカレント教育は大切だと思いますが、現在の仕事との関連性でリカレント教育をした場合、ライバルもたくさんいて、マーケットでの価値を上げることが難しくなることもあると思います。

個人的には、リカレント教育で社会の波に乗り遅れないようにしながら、生涯学習で学んだことが社会で実践されることが理想だと思います。

私にとってのリカレント教育

私は大学を卒業ののち、銀行員として働いていた時、研修で会計に関する最低限の知識を取得し、営業マンとして働きながらキャッシュフローやその他諸々の会計の知識をその時々で勉強しておりました。
将来にはグローバルな環境で会計の知識を持って活躍するためには体系的に学ぶ必要があることを考えたときに、USCPAという選択肢があることを知り、勉強を開始しました。
現在、無事合格し、これを実践するべく会計事務所でインターンを実施する予定です。
今のところ、会計を勉強することは、世の中の複雑な構造をお金という観点から紐解いていくクイズのように感じて面白いと思っており、リカレント教育よりは生涯学習に近い気持ちでできていると思います。
一生会計士として生計を立てるのではなく、会計という知識を使って何か面白いことを社会で実践できればこれほど嬉しいことはないです。

これからはアメリカで活躍する過程をブログに残したいと思っているので、もし気に入っていただければスキを押していただけると嬉しいです!!

長文読んでいただきありがとうございました!!!

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