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【日韓交流in Korea】授業や留学とは違う経験してみませんか?

こんにちは!外国語学部4年生のAmiです。
 
みなさん、韓国に興味はありますか?
私は韓国が大好きで、留学を目指すもコロナで断念しました。
そんな私がある日見つけたのは、関大の掲示板にあった「日韓大学生交流プログラム参加者募集」のお知らせ。
日韓交流プログラムってなんだろう、無料で韓国に行けるってほんと?!
私が体験した、授業とも留学とも違った新しい渡航体験を、皆さんにご紹介します。

“無料”で韓国に行ける?!

正直に言います。私、無料という言葉に弱いんです。
コロナで留学が中止になり、韓国に行きたい気持ちを抱えていた時にこのプログラムのお知らせを見つけました。
コロナも収まってきた2022年9月、私はついに訪韓団に参加することができました!
実はこの訪韓団、コロナのためオンライン実施が続いていましたが、渡航プログラムは2年ぶりの再開だったんです。
本来10日間の渡航ですが、今回はぎゅっと詰まった濃い8日間を過ごしました。
特に交流の機会が充実していた2日目から5日目をご紹介します!

2日目「現地の大学生と町を散策しよう」

現地の大学生とソウルの町を散策しました!ずっと着たかった韓服を着て、昌徳宮という宮廷時代の王が実際に暮らしていた建物を回りました。パッピンス(小豆かき氷)やトッポギを食べたり、大きな本屋さんに連れて行ってもらったりと歩きながらいろんなことを話しました。

ソウルの설빙(ソルビン)で食べたきなこのパッピンス

3日目「日韓交流おまつりで現地の方々に日本の文化を伝えよう」

年に一度ソウルで行われる日韓交流おまつりで、日本文化の一つである「水引体験」を企画しました!他にも日本文化を体験できるブースがたくさん展開され、多くのお客さんで賑わっていました。韓国語で水引の作り方の説明…様々な世代の方と話す機会をいただきました。私のつたない説明にも「すごく楽しい、ありがとう。」と言われて嬉しかったです。

COEXで開催された日韓交流おまつりinSeoulでの様子

4日目「外交部、日本文化院に行ってお話を聞こう」

なんと韓国の外交部(日本の外務省にあたる機関)の方のお話を伺いました!特に印象的だったのは、正しいことを知らなければ語ることもできないという言葉。両国の架け橋になるために、日韓の歴史など触れにくいことにも触れてみようと思えました。また、午後は高麗大学校に行き、日本語サークルの人たちにキャンパスツアーをしてもらいました。建物ごとにテイストの違うデザインが施されていて、面白かったです。

外交部での交流の様子
高麗大学校のキャンパスの様子

5日目「日本にゆかりのある韓国の歴史的建造物を見に行こう」

なんと韓国、五重塔があるんです! 日本と韓国は昔から深いつながりがあることを感じさせられます。ここは百済文化団地といって、三国時代の韓国の建物を再現した広い空間が広がっています。昔の建物がそのままなのもいいですが、使っていた頃が綺麗に再現されているのも魅力的ですよね。また歴史ドラマにもよく登場するという宮南池の周辺では、蓮の葉で包まれたご飯を食べましたが、美味しくて驚きました。

百済文化団地にある五重塔

“青少年に託す日韓の未来”

ではここで、今回のプログラムを主催する日韓文化交流基金のヤマナカさんとKorean Foundationのイさんに伺ったお話の中で印象的だったお言葉を紹介します。
 
昔の学生と最近の学生の相違点は?
ヤマナカさん:最近の学生は自分で考えて動く力が少し足りないように思える。交流するにもテーマを提示しないと、何を話したらいいか分からないと動けなくなってしまう。一方で、相手が韓国人だからと構えることなく進んで話しかけていける良さもある。
 
日韓の青年に託したい未来は?
イさん:交流することの大切さを忘れないで欲しい。日韓に問題があることは事実だが、国を超えて皆が同じ「人」だ。これからどんな仕事についても、経済などの面からも外交から逃げることはできない。互いに対し誤解や否定的な気持ちなしに話しあえるということを大人になっても覚えていて。
 
お二人の話から、もっと自主的に動いていきたいと感じました。日韓の話題は明るいものばかりではなく、私自身その歴史に触れることをためらっている部分がありました。ですがこのプログラムを通じてもっと両国の背景に触れる勇気が出ました。まだまだ勉強はこれから!こんなに素敵な人々と出会えたことを忘れずに、大人になっても積極的に行動したいです。

“自分から探しに行こう、大学生は人生の夏休み”

今回のプログラムを通じて、留学や韓国語の授業では経験できない貴重な時間を過ごすことができました。
自分で制限を作らず、もっと広く学びの場を自分から見つけにいきましょう。
大学生、学びたいこと・したいことを思いっきり楽しんで!
 
最後までご覧いただきありがとうございました。

Ami

日韓文化交流基金では毎年1~2回程度、大学生訪韓事業への参加者を募集しており、次回は2023年5~6月頃を予定しています。
詳細な情報は公式ホームページ等をご確認ください。

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