クラウドファンディングで建った蒸留所【グレンウィヴィス/GLENWYVIS】へ#38②
ーーー2019.8.16号②ーーー
では先ほどの続きです。
次に行くのは「グレンウィヴィス蒸留所」
ここは2017年にクラウドファンディングで資金を集めてオープンしたばかりの蒸留所。今ならではの建て方ですね!
で、注目すべきなのが、風力・水力・太陽熱などの再生可能エネルギーのみを使って蒸留所を稼働しているというところ。
ポットスチルの加熱方法もウッドチップを使用したスチーム加熱なんだそう。
徹底してますね、、
一体どんな蒸留所なんでしょうか?
早速行ってみましょー!
グレンオード蒸留所から電車とバスと徒歩とで2時間ほど、
(Googleマップの徒歩予想時間は結構な早歩き)
グレンウィヴィス蒸留所は、勝手に平地にあるものだと思っていたのですが、どうやら結構な山の上にあるようです。
(坂道をずんずん登っていきます)
エドラダワーやマッカランも山の中にあったのですが、グレンウィヴィスがこれまで行った蒸留所の中で一番標高が高そう。
荷物も背負っているため、なかなかハードです。
(グレンウィヴィスまでの7合目くらい)
ここからまた坂が急になって、もう汗だく。。
ペットボトルもグレンオードからここに来るまでの間に無くしてしまい(スコットランドに来て3回目)、のむ水もありませんが、ひたすら登っていきます。
そこから少し歩くと到着しました。
(奥に見えるのがそう)
(グレンウィヴィスと書かれた小屋)
(グレンウィヴィスからみた風景)
(左からみたグレンウィヴィス!)
(右から見たグレンウィヴィス!)
建物のすぐ隣には大きな風車もあります。
(風車)
では、ここまで来て見学できないと言われたらどうしようと思いながらも、できるか聞きに行きます。
入るとすぐにスタッフの方がいたので、見学できるか聞いてみました。
すると、、うちはノービジターだよとのこと。
(Googleにもろノージビターと載っていた)
勝手に見学できるものだと思っていたので唖然としました。ですが、ここまで来た意地もあります。
頭の中にある英単語をむちゃくちゃな文法で繋げて、必死に見学したい旨を伝えました。
すると奥から別の男性が出てきて、2分だけならいいよと言ってくれます。
あー、よかった。。
では行ってみましょう!
はじめは、マッシュタンとウォッシュバックの部屋です。
(めちゃコンパクトなマッシュタン)
(ステンレス製ウォッシュバック6槽)
(の中)
(ミルマシン)
(ジンの材料)
(コンパクトなポットスチル)
右がウォッシュスチルで2500L、左がスピリットスチルで1700L
(奥にはネックが5mあるジン用のスチル)
で、外には発電機?も。
で、建物の屋根は、昼間は電気を使わなくて済むように、外から光を取り入れられるようになっていました。徹底してます。
2分だけと言いながらも、結局10分以上中を案内してくれました。写真も撮らせてもらえ大感謝です。
(フロントにはジンが並んでいた)
ありがとうと握手をして蒸留所から外に出ると、おそらくクラウドファンディングのパトロンの方が来ていて、スタッフの方と話をしていました。
(外にある公用車も電気自動車)
ということで蒸留所を後にし、来た道を引き返します。
(帰りに水力発電の施設を発見!)
では次はさらに北上して「ティーニニック蒸留所」へ向かいます。
【38③につづく】
素敵なウイスキーライフをお過ごしください🥃