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スコットランド蒸留所巡りを終えて

どうも、この3ヶ月の間、鼻が詰まることが一度もなくて本当に良かったと思っているヒデイシです。

それはさておき、、

今回はスコットランド蒸留所巡りを終えての感想を書いていきます。では早速、、

スコットランドに入国したのが7月11日なので、かれこれ3ヶ月ほど滞在したことになる。

日本以外の国に、こんなに長い間滞在したのは初めてだ。

ほぼ毎日、朝起きては蒸留所をめぐり、めぐり終えては帰ってまた明日、どこの蒸留所に行くかということばかり考えていた。

そんな生活をし続け、3ヶ月で巡れた蒸留所は、

◉ウイスキー蒸留所(稼働)➡︎133箇所
◉ウイスキー蒸留所(閉鎖)➡︎ 7箇所
◉ジン蒸留所 ➡︎ 4箇所

の計144箇所。。

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(スコットランドで行ったところ)

これだけ巡ってみての感想は、、正直、、

疲れました。笑

ほぼ毎日お酒を飲んで、歩き、また飲んで、、
その後、日記のような主観的な内容ばかりだが、noteを書き。。

これは疲れる。肝臓にも良くない。

この蒸留所巡りからはお金も発生していないため、貯金を切り崩すばかりで、ツアーやウイスキー以外にかかる費用は、できるだけ削って生活をした。

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ひとりの旅で、英語も分からないため、3ヶ月の間、ほとんど人とまともなコミュニケーションを取れていない。

つらいなーと思うこともあった、が、、それ以上にやっぱり楽しかった。

この3ヶ月で一日足りとも、「あー早く今日が終わらないかなー」と思ったことはない。これは間違いなく。。

それほど毎日が濃厚で充実していた。つらかったけど。笑

で、3ヶ月蒸留所を巡り何を得たのか?

少しだけウイスキーのことが知れたような気がする。

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ウイスキーの造り方はもちろん、造っている人の想い、文化、歴史etc...を少しだけ。

ただ、知れたのは表面的なものであって、深いところまでは理解できていない。

ウイスキーは奥深いものなんだ、底が知れないものなんだということが一番分かったことなのかもしれない。

ウイスキーは、それだけ魅力が大きいものなんだなと。

今はそんなウイスキーとこれからも触れ合っていきたいと思っている。なぜここまでウイスキーに対して熱のようなものが湧いてくるのかは、はっきり分からない。言語化しようと思えばできるんだけど、細かいところまではできない何かがある。

じゃあ、ウイスキーで何がしたいのか? 

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ウイスキーを造りたい、バーや酒屋を開いてウイスキーを販売してみたい、輸入してボトリングしてみたい、SNSで発信活動をしてみたい、としたいことはたくさんあるが、いま一番してみたいのが「ウイスキー造り」かなと思っている。

根源的なところに今は興味が一番湧いているみたい。

家、車、時計、結婚、贅沢なごはんなどは手に入らなくていいので、ウイスキーを造ってみたい。ウイスキーを造れるのならお金もいらない。

ウイスキーを造ることは、簡単なことじゃないと死ぬほど理解はしている。それを踏まえた上でズブズブの素人だが、やっぱり挑戦はしてみたい。

一方、ここ3ヶ月、ウイスキーとひたすら触れ合ってきたわけだが、ウイスキーだけに興味が湧いた訳ではない。

ウイスキー以外のお酒、人、自然、なんかいろいろ興味が湧いてきた。たぶん興味の幅は広がったと思う。

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ウイスキー以外のことも知る事は間違いなく大事で、そこに深みが出てくる。はず。。

いまの自分の主軸は「ウイスキー」だが、それだけに絞らず、その時々の好奇心に従っていこうと思う。

で、蒸留所巡りが終わり、次は何をするのか?

フィリピンに英語留学しに行きます笑

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ちなみに、これで僕のHP(お金)は底を尽きる予定。公務員時代に貯まったお金バイバイ。。お金が無くなると自分がどうなってしまうのかも知りたいので、それはそれでいい。

で、フィリピンで英語留学だなんて全然ウイスキーと関係ないじゃん!と突っ込まれそうですね。

ただ僕はこの3ヶ月スコットランドで過ごしてきて、ウイスキーと英語は切っても切り離せないと思った。

日本語のコミュニティーだけのものなら、英語は必要ないと思うが、残念ながらそうではない。

蒸留所巡りをしてて造り手さんが目の前にいて、知りたいことがあって聞いてみるけど、理解ができずにもどかしい思いをしたことが何度もある。

深く触れたいのに、表面的なことしか触れられない何とも言えないこの感覚。

これからもし自分の手でウイスキーを造れたならば、英語でコミュニケーションを取る場面にも遭遇することだろう。

ウイスキーだけでなく、シェリーやワイン、ラム、ジン、ウォッカなど他のお酒のことを知ろうと現地に行くこともあるだろう。

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そんなの翻訳機でいいじゃん、とかネットで調べればいいじゃんって話だが、やはり現地で直接的に知りたいと思っちゃう。そういうのが発達してる今だからこそ、自分でコミュニケーションを取りたいと思っちゃう。じゃないと、奥にある熱意みたいなものを感じられないような気がして。。

ということで、10月後半から半年ほどフィリピンの語学学校に通う。なにやらプリズン「監獄」と呼ばれているところみたい。毎日十何時間とか勉強させ...できるみたい。

学生時代、ほんとに全くと言っていいほど英語の勉強をしてこなかったので、これくらいでちょうどいい。はず。

あれだけ英語が嫌いだったのに、今は前のめりに習得したくなるんだから、やっぱりウイスキーはすごい。

ということで、半年間は英語に時間を使う。

その後のことは、あまり考えてないが、それでいいと思っている。先のことを考えても、どうせ考え方は変わるので、いま一番やりたいことをやっていけばいい(もしかしたらウイスキーと全然関係ないことをやりたがってる可能性もある笑)

来年の4月には何を思っているのか分からないけど、とりあえず今は目の前のことをやっていこうと思う。

ということで、まとまりのない文章を一筆書きのごとく思ったまま書いていきました。

最後に、、

スコットランドで、本当にたくさん人と出会ってよくしてもらって、暖かい気持ちでいっぱいになりました。

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蒸留所の方、エジンバラで住んでいる日本の方、旅の道中で出会った方、ヒッチハイクで助けてくれた方、宿の方、、他にもいっぱい、、

会う人会う人、暖かい人ばかりで、本当に恵まれているな〜と。

この3ヶ月、もう本当にもらってばっかりで、僕も何か与えられるような暖かくて見返りと求めない人でありたいなと心から思いました。

ウイスキーよりも「人」との出会いが一番大きな収穫かもしれません。

何か最後はいい事を言った風で終わる感じですが、とりあえずこの辺で、

ということで、最後まで読んでいただきありがとうございます!

つづく



素敵なウイスキーライフをお過ごしください🥃