国境ちかくにある蒸留所【ボーダーズ/BORDERS】#67①
ーーー2019.9.16号①ーーー
どうも、この週末はエジンバラで過ごしリラックスしてしまったヒデイシです。
それはさておき、、
今日は蒸留所を巡ります!
1箇所目は「ボーダーズ蒸留所」
この蒸留所は去年できたばかりで、スコットランドとイングランドとの国境沿いのボーダーズ地方にあります。
このボーダーズ地方には、1837年にケルソー蒸留所が閉鎖されて以来、蒸留所がなかったので、およそ190年ぶりにこの地方で蒸留所ができたことになりますね^_^
あとウイスキー以外にも、ジンやウォッカもつくっているそう。
では一体どんなところなんでしょうか?
早速、行ってみましょー!
エジンバラからバスで2時間ほど、
バスを降りて、急いでLADIというかなり良心的なスーパーでパンを買い、お腹に詰めて蒸留所に向かいます。ということで、
(ボーダーズ!)
以前、工場として使われていた建物を改修して建てられたというボーダーズ。蒸留所を始めて見たときに、新しいなと思わなかったのは、その影響でしょう。
ではビジターセンターの中に入りましょう。
(ビジターセンターの入口)
中に入ると感じのいいお姉さんが受付してくれます。これまで他の蒸留所に行ったことあると聞かれ、100箇所くらい行ったよと言うと驚かれました。
で、ツアーの準備をするから少し待ってねと言われたので、それまで辺りの写真をとることに。
(ビジターセンターの中)
(ウイスキーなどがオシャレにずらり)
(グッズもたくさん)
(1837年と書かれた鏡板が)
ボーダーズ蒸留所は、なんだか全体的にシャレてます。ウイスキーの並べ方とかグッズとか見てるだけで楽しめました。
そうこうしているとツアー開始!
案内してくれるスタッフの方は、私服にエプロンを着ていて、これまたオシャレです。
(そのエプロン)
まずは、大まかな説明から、
(蒸留所の設備の配置はこんな感じ)
写真では分かりにくいですが、長方形の部屋がふたつ並んでいます。
で、もともと工場だった時に使われていたクレーンや、天井の窓などが今も残されていました。
(クレーン)
(天井の窓)
では実際の工程へ!
(モルトミル)
ウルフバーンやバリンダロッホで使われていたモルトミルと同じもので、非常にコンパクト!
(ステンレス製のマッシュタン)
(の中)
(ウォッシュバック)
ウォッシュバックは、ステンレス製のものが8つ並べられています。で、発酵時間は72時間だそう。
酵母は粉末状のものを使っていて、袋を開けてドバーッとウォッシュバックの中に注ぎ込みます。
(こんな感じに)
(の中)
すると、発酵が始まるんですね^_^
(こんな感じになる)
では次はとなりの建物に行って蒸留の工程へ!
(スチルハウス)
スチルが4つ並べられていて、手前のストレートヘッドのものがウォッシュスチル、奥のバルジ(ボール)型のものがスピリットスチルです。
で、このすぐ隣にジンやウォッカ用のスチルも。
(こんな感じに)
(近寄ったVer.)
ぐいーんと長い首の部分で繰り返し蒸留され、となりにあるポットスチルよりも高いアルコールを取り出すことができるんですね。
(ぐいーんと長い首の部分)
あと、このスチルはボタニカルを漬け込むタイプではなく、バスケット式のようです。
(ボタニカルを)
(こんな容器に入れ)
(この容器をあの入れ物の中に入れ)
(その中を蒸気が通ることで風味がつく)
で、この部屋の奥には樽が。。
(樽がずらり)
(ワイン樽も)
貯蔵庫はこの敷地内にはありませんが、また別のところで貯蔵しているそう(パラダイス式で)
では最後は試飲!
(テイスティングルーム)
(試飲はこの5種類)
右の二つがブレンデッド、真ん中がニューメイク、左から2番目がウォッカ、一番ひだりがジンです。
今日は二日酔いで朝からしんどいのですが、やはり口にするとそんなものは吹っ飛びました(嘘)
ということで、ツアーは終了!
次の場所へ行くバスがもう10分後とかだったので、ゆっくりする暇もなく、また走ってバス停まで向かいます^_^
では次は、アナンデール蒸留所へ!
【67②につづく】
素敵なウイスキーライフをお過ごしください🥃