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ノースブリティッシュ蒸留所【North British】からスターロウ蒸留所【Starlow】へ行くも...#8

ーーー2019.7.17号ーーー

今日でエディンバラを離れ、スコットランド第2の都市であるグラスゴー方面へ向かいます。

エディンバラは街の雰囲気が素敵すぎて、ずっといたくなる場所でしたが、気持ちを切り替え次へ向かいましょう。

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今日向かう先は『ノースブリティッシュ蒸留所』と『スターロウ蒸留所』

1日のうちにエディンバラからバスで2箇所とも巡れそうなので、今日は欲張ることにしました。朝の10時半ごろにバスにのり、まずはノースブリティッシュ蒸留所に向かいます。

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どうやらバスで30分ほど。乗り換えはせずに行けるらしい。

のんびり車内で揺られながら、無事バス停に到着。

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ノースブリティッシュ蒸留所は、ネットで調べても見学ツアーがあるという情報がなかったので、とりあえず飛び込みで行ってみることにしました。

地図をみながら蒸留所がある方向へ。

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よく分からない細い道を5分ほどで歩くと着きました。

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うーん、見学があるのかどうか怪しい雰囲気。

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とりあえず受付に見学ができるか聞きに行ってみます。すると奥から肝っ玉そうなお母さんが出てきて、見学はできないと。

こればっかりは仕方ないので、まわりを少しウロチョロし、蒸留所をあとにすることに。

まあこんなこともあります。気を取り直し、もと来た道を引き返しましょう。

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ちなみにノースブリティッシュは、1885年に造られたグレーンウイスキー蒸留所です。モルトウイスキー蒸留所ではないため、ここで造られるウイスキーを目にする機会は少ない。というのも主にブレンデッドウイスキーの構成原酒として、ここのウイスキーは使われているからです(カティサークやフェイマスグラウスなど)

ではでは次へ…

次の目的地である、スターロウ蒸留所の方面バスがやってくるまで30分ほどあります。時間潰しに入った近くのスーパーで、甘いコーヒーを買い自分を慰めました。

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甘いコーヒーで気を取り直し、次はスターロウ蒸留所へ。途中、バスを1度乗り換え、1時間20分ほどで着くそうです。

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実はこの蒸留所もツアーがあるかどうかネットを検索しても分かりませんでした。なのでとりあえず行ってみることに。

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バスを乗り換え、無事最寄りのバス停に着きました。

ですが、降り立った地はどこからどう見てもハイウェイ(高速道路)の途中です。

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かろうじて反対側の車線に歩道があったので、スーツケースをごろごろしながら気をつけて道路を渡ります。

雨が降っていたので傘をさし歩くこと10分…だんだんと蒸留所らしきものが見えてきました。

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Glenturnerと書かれた大きな看板が出迎えてくれました。自然と口角が上がります。

ちなみにここスターロウ蒸留所も先ほど行ったノースブリティッシュ同様、グレーンウイスキー蒸留所です。

ここスターロウのウイスキーは、主にlabel5というブレンデッドウイスキーの原酒になっているそう。

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とりあえず受付に向かうことに…受付の人に合図を送ると不審な目で見られます。

雨が降っている高速道路の中から突然、口角が上がった人間がスーツケースを引きながら現れたのだから無理もない。

不審がられている中「見学はできますか?」と聞いてみます。

するとあっけなく「できないよ」と返ってきました。

先ほど見学できなかったこともあり、「日本から来ました」とか「本当にダメですか?」と食い下がってみるも、やはりできないものはできない。

とりあえず最後に泣きの一枚写真をとり、また蒸留所を後にしました。

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泣きの一枚

今日は2箇所蒸留所に行ったが、どちらとも見学はできませんでした。

会社のホームページに「Tour」というワードがなければ、おそらく一般の見学ツアーはないのでしょう。

見学ができないことは残念ですが、こうして足を運んでみることはこれからも続けていこうと思います。

もしかしたら中を見せてくれるかもしれないし、見れなくても、その場所の温度とか、蒸留所から漂ってくる香りとか感じられるはずです。

その蒸留所のウイスキーを飲むときに、「そういえば〜」とその時のことを思い出せることでしょう。きっと。

思い出と一緒にウイスキーを飲めるなんて、幸せこの上ない!

ということで、今日の2件はこれはこれでいい経験になりました。

今回は以上です!

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(ノースブリティッシュ蒸留所の近くにあるスーパーで丁度いいスーツケースカバーを手に入れた)


つづく

↑香川県琴平町で小さなバーを営んでいます。ふらっとお越しくださいませ。



素敵なウイスキーライフをお過ごしください🥃