見出し画像

【スマブラSP】インクリングのつかいかた その3【非VIP向け】

こんにちは、しろと申します。

「その3」では、その2で解説し損ねた技を解説して行きます。

「その1」から見たい方↓

注意事項などは前回の記事をご覧下さい↓

では早速本題に移りたいと思います。


必殺技

NB

相手にインクを塗ることに特化した技です。

上下のシフトが可能で、意外と上方向まで狙えます。ジャンプで差し込んできた相手にも当てられるので、そんなこと知らないという相手にはべったりインクを塗ってあげましょう。

中~遠距離だと微小な押し出しが発生するのみですが、近距離だと食らいモーションが発生し相手を押し返す事ができます。
この食らいモーションはひるみにくいからだ相手にも機能するので、空中からの差し込みに乏しいカズヤにはビックリするほど刺さります。

主な出番は接近拒否や崖上がり、牽制です。

ガードすると連ガになるので、硬直の隙に掴みを通すことができます。
回避を入れ込む相手にはローラーが刺さります。

崖上でガードを張る相手に対して、崖離しジャンプからのNBで連ガさせてから掴むムーブが強力です。それを恐れて下がった相手にはその場上がりや崖離しローラーを通しましょう。

横B

インクリングの撃墜の要です。

地対地で当てれば埋めることができます。
この埋めの時間が結構長く、80%辺りから各種スマッシュが入り始めます。(レバガチャ依存)

主な出番はパナし、ダウンの起き上がり、受け身読み、崖上がり、着地狩り、着地狩り拒否、復帰です。

ガードされたら反確ですが当てたら撃墜なので、ハイリスク超ハイリターンな技です。
極力リスクを減らすのであれば、相手の起き上がりや回避、着地を狙うことになります。

ジャンプまたは攻撃ボタンでキャンセルでき、ジャンプでキャンセルした場合は少し飛びます。
この少し飛ぶのは空中ジャンプと重複しないため、復帰で使えば実質ジャンプを一回増やすことができます。

方向転換中はキャンセルを受け付けません。
埋めてから咄嗟にスマッシュを当てるために引き返そうとすると、その引き返すための入力が方向転換に化けてキャンセルできずに決定機を逃すことが非常によくあります。

小ネタですが、実はスティックを倒している間しか埋めることはできません。
直前で日寄ってスティックをニュートラルに戻すと、ある程度スピードが乗っていたとしても埋められなくなってしまいます。気をつけましょう。

空対地でローラーを当てると、相手を少しふっとばします。
低%ならそのままジャンプキャンセル後に空Nなども繋がるので、一応コンボ指導技としても見ることができます。

インクが無い時に打つとしょぼくれた顔をする。かわいい

上B

優秀な復帰技です。

方向のシフトが可能で、モーション中に崖を掴め、かつ移動速度も速いという痒いところに手が届く技となっています。

復帰距離も長いので、全キャラ中で見ても相当レベルが高いです。

発生時と着地時には微力のインク塗布+軽いふっとばしが発生します。
崖下でごちゃつきながら打つと発生時の判定が当たり崖メテオになることが多く、ヒットストップもほぼないのでかなりの確率で受け身を失敗します。
積極的に復帰阻止に来る相手にはこれが試合の決め手になることも少なくありません。

着地時の判定はガードされたら普通に反確ですが、初見殺しとして機能することがあります。
何気にダウンするので、当たれば読み合いに持ち込めます。

主な出番は復帰、復帰阻止です。

注意点として、結構頭が出ます。
そこを小突かれて復帰に失敗することはこの上Bが優秀なのであまりないですが、一応覚えておきましょう。

下B

使い手の個性が出る面白い技です。

主な出番は牽制、防御、崖攻め、着地です。

入力の長さによって投げ方が変わり、短押しではアンダースローで手前に、長押しではオーバースローで遠くに投げます。

短押しは防御的な使い方に長けており、インク回復の時間稼ぎや接近拒否、空ダでの着地狩り拒否などに使います。

反対に長押しは攻撃的な性能で、ダッシュでボムと一緒に攻めたり崖外の相手にワンチャン狙いで投げる事があります。

インクの消費量が多いため連投にはあまり向いていません。
ですがあえてボムを中心に立ち回り相手にプレッシャーをかけつつインクを使わない技でリターンを取る戦い方などもできます。

有名な使い方は崖のセットアップで、ボムを崖際に起きつつ少し下がって下スマを構えるというものです。
位置を調整する必要はありますが崖上がり行動を全狩りでき、非常に強力です。

この辺り。なお崖掴まりっぱなしにするだけで避けられる

ちなみにこのセットアップを何回か見せた後にギリギリ崖下に落とすようにボムを投げると、油断して下から帰ってくる相手に崖メテオを食らわせることができます。

爆発時のエフェクトが激しいため、ダッシュで詰めるとインクリングのダッシュエフェクトと相まって視認性が非常に悪くなります。
ボムを怖がりシールドを張った相手に対してそのまま突っ込み掴みを通すなど、様々な攻め方ができます。

相手が低%の時は、百裂でダウンさせてから最速でボムを長押しすると相手の内転がり起きにキレイに当てることができます。
一気に流れを取る事ができるので、上振れ狙いで振るのも悪くないでしょう。

DA

取り回しのいい技です。

出だしが1番強く、終わり際は威力が下がります。
全体的に威力はやや低めですがそれ以外は高スペックな技で、発生ベクトル全体隙はもちろん密着で当てればガードもめくれます。

インクリングのダッシュ姿勢の良さと相まって見極めるのが非常に困難なため、反確が取られづらいです。

飛び道具をダッシュで躱してDAで反撃なんてことも可能で、このおかげで飛び道具にリスクが付けやすくなっています。

またなかなかに伸びるため、着地狩りにも使えます。
ベクトルがやや低めなのでその後の展開も悪くなく、ダウン連が間に合わない時の誤魔化しにも重宝します。

弱点は他に繋がる技が無いことです。
ダウンからローラーの読み合いには持っていけますが、受け身を取られると当たらないのでそのまま単発当てで終わってしまうことが多いです。

スマッシュ

横スマッシュ

標準的な横スマッシュです。

先端当てと根元当てがあり、先端の方が強力です。
インクが切れている場合は先端と根元の境がなくなり、威力はインク有りの根元よりやや下がります。

ふっとばし、ダメージは標準的ですが後隙と発生はやや遅めです。
ただリーチだけはそれなりにあるので、引き横スマや置き技としては当てやすくなっています。

インクの消費が少なく、かつインク切れでもある程度のふっとばしは保証されているので残量が不安な時に重宝します。

ローラーで埋めてからの撃墜択としても1番に上がります。

上スマッシュ

ややパワー型のスマッシュです。

画像の通り上空に対する判定がかなり強いです。
しかしカス当たりの範囲も同様に広く、対空技としては今ひとつ信頼度に欠けます。

一段目は前方に小さく浮かす判定が出て、二段目で強くふっとばします。
この一段目がなかなか曲者で、ふっとばしが弱い関係上埋めた相手を浮かせない事がかなり頻繁にあります。

なのでローラーで埋めてからの択としては優先度が下がります。

発生は早く、ガーキャンとして優秀です。
ただ前方への判定は狭いため、かなり密着でガードする必要があります。

またインクの消費量が多く、かつインクが無いとふっとばしがほぼなくなります。
なので、ここぞというタイミングを見極めて使いたい技です。

下スマッシュ

立ち回りで振りやすいスマッシュです。

インク塗布量がインクリングの技の中でトップ(その分消費量もそれなり)で発生は早く、ふっとばしは弱めでベクトルは低いです。

そのためダウンからの回り込み読みや立ち回りで使いやすく、下スマで飛ばしてダウンさせて追いかけてさらに下スマ、という動きも可能です。

高%では空Nから追いかけて打てば繋がります。当てる場所が良ければそのまま撃墜も可能で、すかし掴みか空Nかの二択を仕掛けることもできます。

下Bの時に話した崖のセットアップでも活躍し、崖つかまりにも当たるのでボムがない状態で構えるだけで強いです。

直接当てて撃墜するのは難しいですが、前述したようにベクトルが低いのでインクリングが得意な復帰阻止展開に持っていけます。

投げ

前投げ

冷静に見るとモーションがなかなかに恐ろしい技です。

投げの中で唯一インクが塗布できます。

ですが威力ふっとばし共に低く、繋がる技もほぼありません。
崖際で掴んだ際にそのまま崖展開を継続する時などには使いますが、逆に言えばそれ以外の場面では影の薄い投げです。

後ろ投げ

モーションが特徴的な投げです。

投げモーションが非常に短く、掴んですぐさま投げれば相手のベク変ミスを誘えます。

またふっとばしもインクリングの投げの中では一番高く、崖際から150%あたりからバーストが狙えます。
バ難になりがちなインクリングでは重宝します。

繋がる技はありませんが、投げたボムに向かって投げたり崖外に出したりなどの使い方が可能です。

下投げ

インクリングでは恐らく最もよく使う投げです。

ふっとばしが弱くインクリングの目の前に叩きつける形で飛ばすので、コンボ始動として非常に優秀です。

最もよく繋げるのは空Nで、低%から慣性を付けて打ち空N運びの始動にすることが多いです。
反面中~高%では繋がる技がなくなるので、それ以降では使うことはあまりありません。

可変ふっとびは強めなので、200%あたりからは投げバも一応狙えなくはないです。

また一部重量級や落下の速いキャラは0%から上強が繋がるので、そこから空N運びに繋げ即死コンボも可能です。

上投げ

下投げに次いでよく使う投げです。

インクリングの代名詞とも言える上投げ空上に使う投げで、このコンボをマスターすればバ難から一気に解放されます。

また中%からは二段ジャンプ空Nも繋がり、そこからベク変の読み合いで空前か空後も繋がります。
中%で掴んでもやることがないインクリングにおいてこのコンボは重要で、%稼ぎはもちろん見た目がカッコイイという利点があります。

基礎的な台経由コンボとして、台下から上投げ空上→急降下→台に着地し、空上というものがあります。
台ありステージを主に戦っている場合、練習してみてもいいでしょう。


※崖上がり攻撃、起き上がり攻撃は重要度が低いため省略します。

おわりに

その2、その3ではインクリングの各種技について解説しました。
技に対する理解が深まれば、必然的に技選択に対する迷いが減ります。
1個か2個ポイントを抑えるだけでもよいので、ゆっくり頑張りましょう。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
次回は試合で使う基礎的なコンボについて解説したいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?