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冗談にもならない

ーサルスベリ

最近、公園などで鮮やかな紅色の花が目立つようになった。"グーグル・レンズ先生"にたずねると、この花はサルスベリ(百日紅)という。名前の由来は樹皮がツルツルしていて、木登りの上手いサルでさえ、滑り落ちるとされているところにある。ただ、実際は簡単に登ってしまうらしい。サルが滑らなくてもサルスベリ。冗談にもならない。

病気に強く

サルスベリは病気に強く、必要以上に大きくならないため、庭や公園などにもよく植えられるという。他方、昔から庭木としては縁起がよくないとする伝えがあるそうだ。庭に植えるのを避ける造園業者もいるらしい。

「すべる」から「落ちる」「下がる」が思い浮かび、家に植えると出世運が下がるとされてきた事情が背景にあるとか。サルスベリからすれば実に迷惑な話だが、気にする人は気にしそうだ。

ガーデニングに一家言ある奥さんが上目線でいうには「サルスベリを庭に植えることが流行った時代があった」。真夏に花を咲かせるところが気に入られたそうだ。ただ、個人的にはヒマワリを植えたい。加えて一言:

上目線で語るのはやめれ。

(トップ写真:晴天の公園に咲く百日紅=りす撮影)

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