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棘を育てているのは誰?

今日も今日でわたしの味方にはなりえぬ母に、愚痴をいい自分の主張を通そうとする姪にちいさく絶望する

なぜ、あなたの愚痴を毎日わたしの家で聞かなければならないのか
なぜ、あなたたちが不機嫌にならないようにわたしだけが気をつけなければならないの

被害者意識がゆ湧き水のようにむくむく湧いてくる

センチメンタルになるのは満月だし、あたたかい出来事や温泉で身体も心もほぐれてやわらかさをましたから

そう思い込むことで必死に自分の気持ちを慰めて、言い訳をして棘を増やしているわたしは棘なんか最初からなかったことにして薔薇の気高さに憧れるマリオネット