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本屋は本を売っているのではない。夢を売っている

突然ですが、質問です。

あなたは
好きな本屋さんはありますか?

・紀伊國屋
・ジュンク堂
・それとも町の昔ながらの本屋さん?


私が好きな本屋は
「TSUTAYA」さんです。

なぜか?



毎回行くたびに
「ドキドキ」と「ワクワク」をくれる
お店だからです。


と言っても
そこまで本、読んでないんですけどね!笑



・・・


私が起業した理由


それは
高校生時代に遡る。


当時、電車通学していた私。

地元の駅前にあったTSUTAYAで、
よく立ち読みしていた。

ファッション雑誌も少し読みつつも
よくいたのは、ビジネス書の前。



大企業の社長さんのお話

ではなく、

大学生が起業したお話。

フレッシュネスバーガーが出来上がるまでのお話 などをよく読んでいた。

何に惹かれていたのか?

今思えば


自分が生み出したアイデアやオリジナルの作品が世の中にでて、社会に貢献し、誰かの役に立っている


その姿が羨ましいと思った。

「いつか(ふわっとイメージしたのは30代の間に)
自分のビジネスができたらいいな。」

そう思っていた。


そこから
地元の駅前にあった
TSUTAYAは20年前に潰れてしまった。


・・・


さらに時は遡り、中学生時代のお話。

中学校の図書室で、1冊の本に出会った。

それは「赤毛のアン」が舞台になった、プリンスエドワード島の写真集。


この写真集に出会って初めて
この美しい景色を

この目で見たい!
自分の手で写真を撮りたい!


と思い、その時「カメラマンになる」と初めて言葉に出た。


・・・

本屋は本を売っているのではない。夢を売っている




そして、今日。

最近、そういえば本読んでないなぁ〜と思い、
久々に隣町にある大きなTSUTAYAに来て、ぶらぶらしていて、気づいたこと。

あぁ〜本屋さんって、
本を売っているんじゃない。

夢を売っているんだなぁ〜って。


中学時代、高校時代に
写真集や起業の本に出会っていなかったら
きっと私は今ココにいない。

確かにTSUTAYAさんは

本だけでなくスタバだったり
本以外にも文房具やファッション雑貨、アクセサリーなどたくさんモノを売っている。

どれも誰かの生活に繋がるもの。


それは「今」すぐに必要なものも、
もちろんあるかもしれないけど


それこそスティーブ・ジョブズの言う

「Connecting the dots」のお話の「dots」”点”を

たくさん散りばめてくれているんだなと。


だって普通に考えたら「在庫を多く持つ」って
それは売れなかった時の赤字になるし、場所とるしリスクでしかないのに。

それでもずっと”リアル”で、
本を置いてくれているというのは

一つ一つの出会いが、あなたの人生を変えるかもしれない、

その「きっかけ」が今日、ココにあるかもしれない。

そう思うと、それは全くリスクではない。
「夢」を売ってくれているのだと。



ちなみに

これ私が勝手に言ってるだけで、
蔦屋書店さんのコンセプトと外れてたら

どうしようと思い、念の為、調べてみたら

”創業時から一貫する「ライフスタイル提案」”

という記事があった!

私たちはレコード屋をやりたいわけでも、本屋をやりたいわけでもありません。モノを売るのではなく、中身=コンテンツを提供するのがツタヤの使命と考えています。

例えばレンタル事業でも、映画のDVDを貸すことが私たちの仕事ではなく、その映画を見てお客様が涙したり、笑ったり、元気になれたり…そういった時間を提供している。

これは創業時から一貫した価値観です」

「コンテンツに触れることで、お客様が心を動かされたり、何かに憧れを抱いたり、ワクワクできたり……。そういった体験から、自分の憧れやなりたい姿、未来の自分を想像してもらう。

そのための場所として、TSUTAYAはスタートしました。それが、よりよい生き方や心の豊かさにつながるはずと考えていたからです」


株式会社蔦屋書店 蔦屋書店本部
副本部長 田島直行氏

XDのインタビュー記事より一部抜粋



あぁ〜、やはり。
TSUTAYAさん、ありがとうございます(泣)


めちゃくちゃ伝わってます。

あなたがいたことで
私の人生は、今豊かなものになっています。

本当にありがとうございます!


そして改めて思った。


ビジネスには
この「想い」が大切なのだと。


何がしたいか?

今日は
このTSUTAYAさんで

自分のこれからのビジネスについて
未来を創る時間をとりたいと思います。




そしてこれは余談ですが

いつか私にも子供ができたら
TSUTAYAが近くにある街に住む!と
決めました。

長くなりましたが
最後までお読み頂き、ありがとうございました!


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