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モリタゼミ#1-9

11月30日、
今回のゼミは福岡テンジン大学の学長をされている岩永さんの講演会だった。
岩永さんの仕事は本当に幅広くて、地域活性化、教育、組織のアップデートなどなど、、
やっていることは一見バラバラのようで、でも鎖のようにつながっている。何が次の仕事につながるか分からないなと、キャリアの計画的偶然性理論を実感した。

キャリアの計画的偶然性理論とは個人のキャリアは偶然の出来事によってその8割が形成されるというもの。
この"偶然"というチャンスを掴み取るために常に知識、態度、スキルの向上をしておくことが必要である。
この3つを具体的に言うと、以下の5つ。

・キャリアを自らデザインする力
1. 自己を理解する(得意、価値観)
2. 何事も自分事で考える(他人のせいにしない)
3. 世の中・地域社会にアンテナを張る
4. 他者との関係を良好に保つ
5. 学び続ける(異分野のことも)

 1は好き嫌いは変わるから、仕事にするなら得意なことというお話。これは態度かな、?今まで自分の好きなこと、やりたいことを模索してキャリアをどう創っていくか考えていたけど、このお話を聞いて、得意なことから探していこうと思った。もともと私は好きなことでもやり過ぎて飽きたり嫌になったりするタイプ。好きなことを仕事にするのはリスクがあるなと今更ながら気付かされた。2.3.4はそのままの意味。大切なのは分かるけど、なかなか実践できない部分。
 1〜4を続けることが5につながる。3も4もスキルだから努力次第で変われる。性格でも才能でも無い。自律的なキャリアにするためにこの5つを忘れないようにする。

・早く行きたければ、1人で行け
 遠くへ行きたければ、みんなで行け


 この言葉を聞いた瞬間、確かに!とめっちゃ納得。
早く行きたいなら自分だけの方が動き出しが早い。
ただ遠くへ行くとか、大きなことを成し遂げるとかってなると長期戦になる。助け合える、励まし合える人がいる方がいい。
 反射で動くべきところと、考えて動かないといけないところをちゃんと判断しないといけないんだと学んだ。

・人間関係の考え方
 他者に軸を置かない
 自分を軸に置かない
 間に軸を置く
 お互い様の意識

 私にはお互い様の意識が足りなかったなと反省。
高校までとは違って、大学は関わる人を選べる環境。
軸は大体いつも自分にあって、自分が相手と一緒にいてどう感じるかが1つの指標。自分が無理せずにすむ人とばかり一緒にいる気がする。
意識して人から離れたことはないけど、自分が苦手だと感じた相手とは無意識に距離を置いてそう。
誰から何を学ぶか、どの繋がりが将来活きてくるか分からないから、せっかくの大学生活、いろんな人と関わってみることを意識しようと思う。

・社交性とコミュ力は違う

 社交性は人が好き、人に好かれたい、そんな性格みたいなもの。それに対してコミュ力はスキル。話の引き出しを増やして、他者とどう接すれば自分を信用してもらえるかを考える。
 私はこの2つが混同してて、コミュ力も才能だと思っていたけど、そうやって努力すらしていなかったのだと反省した。コミュ力を伸ばすにはいろんな人と知り合いになることが大切。さっきの人間関係の考え方を頭に置いて、人とのちょうどいい関わり方を身につけることが大切。



 1コマ分みっちりお話を聞いてて思ったのは、岩永さんはすぐ行動に起こす人だということ。誰かから話を聞いたらとりあえずやってみる、参加してみる。その一歩が踏み出せる人と踏み出せない人ではその後の人生の豊かさに大きな差が出るのだろうと思った。
 そして考えるのをやめない人でもある。自分の軸というか信念というか、土台がしっかりしていて、どんな質問にもその軸に基づいたしっかりした答えが返ってくる。根性論じゃない、理論的で誰もが聞いて納得するような答えを瞬時に言語化できるのは、岩永さんのこれまでの人生経験の積み重ねなんだろうなと思った。


今回学んだことはもっともっとたくさんあるけど全部書いてたらキリが無いのでこの辺で!

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