もうひとつの ls となる lsfp の紹介


はじめに

この資料は Rust 製のコマンドラインツール lsfp について紹介するものです。
Rust製の環境構築やツールのインストール方法については以下を参照してください

lsfpについて

プログラマ向けに特別に設計された、クロスプラットフォームな ls のシンプルな代替ツールです。

このコマンドは Windwos と Linux の両方を使っているユーザで、Windows での cmd シェルによる dir コマンドを好まないプログラマにとって選択肢となるでしょう。

特徴

lsfp にはつぎのような特徴があります。

  • 基本機能は lsと同じ

  • ライセンス種別の検出

  • 拡張子によるファイルの色分け

  • ビルドディレクトリの折りたたみ

  • Gitとの統合

  • 拡張機能ベースのカスタマイズ可能なアイコン

  • テーマによる色とアイコンのカスタマイズ

  • 外部依存がない

将来的には ls の機能は完全にサポートする予定です。

使用方法

ファイルもしくはディレクトリのパスを与えるだけです。

$ lsfp -a -s  --tree dotfiles
   67B .zshrc
  328B reconfig.sh

ドキュメント

  • lsfp のヘルプメッセージ

% lsfp --help
lsfp v0.5.0
Cross-platform alternative to ls, specifically designed for programmers
Created by The Noah <thenoahbz@gmail.com>

Usage:
    lsfp [options] [arguments]

Options:
    -h, --help                     Print help information
    -v, --version                  Print version
    -a, --all                      Show all (hidden) files and directories
    -s, --size                     Show file sizes
    -t, -r, --tree, --recursive    Show output as a tree (recursive)
    --no-color                     Do not output any color (automatically set w)
    --no-git                       Do not use git integration

Config:
    --config-color=<true|false>    Control colored output
    --config-git=<true|false>      Control git integration

Arguments:
    path    Path to run in [default: .]
  • 開発は自身によるブログでの紹介

ライセンス

MIT license .

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