自己紹介

はじめまして、私は平凡な会社員です。
社会人としては7年目です。
100名規模の中小企業で5年程度、
システム担当として社内システムの導入
メンテナンスやPCセットアップなどを
実施してきました。

この1年半くらいは財務経理部門で
会計や請求や支払などについての
業務にも携わっています。

この記事を書く経緯

そんな私が美容院でカットしてもらっているときに
失礼だけど、IT分野や財務経理的に
非効率じゃないかと思いました。あくまでも私が
通っている美容院に対して私がコンサルした場合に
ついて何度かに分けて書いていきます。

記事の概要

資金繰りの改善によって美容院の経営を
回しやすくすることを狙います。
前回『顧客との関係構築に効果的な美容院のサービス：
回数券と会員制度の活用法を大切にしよう』
でお伝えした回数券を利用することでお金の流れをよくします。

資金繰りの改善について

美容院の経営において資金繰りは常に重要な課題です。
特に新規開業やリニューアルなど、先行投資が必要な場合は、
資金調達が難しくなります。銀行からの借入や
クラウドファンディングなど、さまざまな方法がありますが、
それらにはリスクや手間も伴います。

そこでおすすめしたいのが、前受金を利用する方法です。
前受金とは、商品やサービスを提供する前に代金を
受け取ることです。美容院の場合、回数券を販売することで
前受金を得ることができます。

前受金のメリット

• 資金繰りが改善される

• 顧客のリピート率が上がる

• 顧客との信頼関係が強まる

• 事前に需要を把握できる

• キャンセルや未払いのリスクが減る

資金繰りが改善される

前受金を仕入れや人件費などの経費に充てることが
できるからです。また先行投資が必要な場合にも、
前受金を活用することで資金調達の負担を軽減できます。

顧客のリピート率が上がる

回数券を購入した顧客は、その回数分だけ美容院に
通うことになるからです。回数券は有効期限や条件を
設定することで、顧客の来店頻度や消費額をコントロール
することもできます。

顧客との信頼関係が強まる

回数券を購入することで、顧客は美容院に対して一定の
コミットメントを持つことになるからです。
また美容院も顧客に対して高品質なサービスを提供することで、
その信頼に応える必要があります。

事前に需要を把握できる

回数券の販売状況や在庫状況を見ることで、
今後の売上や利益を予測しやすくなるからです。
また、回数券の種類や価格設定を変更することで、
需要に応じて柔軟に対応することもできます。

キャンセルや未払いのリスクが減る

回数券を購入した顧客は、その代金分だけ美容院に
支払っているため、キャンセルや未払いの可能性が
低くなるからです。またキャンセル料や延滞料などを
設定することで、さらにリスクを低減できます。

注意事項

商品やサービスを提供できなかった場合や、
顧客がキャンセルした場合などに、
前受金を返金しなければならない場合が
あるということです。ただ基本的には顧客での
都合では返金はしないとことをオススメします。

理由は多くの美容院では会計に前受金という
言葉など出てこずに、入ったお金と出ていった
お金として管理しているためです。
返金の条件や方法は、回数券の利用規約で
明確に定めておく必要があります。

美容院の利益アップ：シリーズ案内

このシリーズについての案内です。
以下のリンクから面白いと思った方は
ご覧いただけると幸いです。
美容院の利益アップ：シリーズまとめ