実母にだけは早く報告した

妊娠6週の妊婦健診で、心拍が確認できた。

妊娠していることを夫と二人で抱えるのは心細かったし、夫には本当の意味での妊婦のつらさが伝わらないだろうと思ったので、
実母にだけは報告した。産後のサポートを当てにしていたので、早めに予定を空けてもらわないといけなかったし。

私は自他共に認める「秘密主義者」だ。
不確定なことはなるべく周囲に言いたくない。(鬼舞辻無惨か?)

「妊娠・出産はなにが起こるかわからない」。
初期は特にその確率が高いことも知っていたので、心配させたくなくて本当は実母にも言いたくなかった。

でもそれまでの健診でなんの懸念も指摘されてなかったので、伝えた。

母の返答は「そう〜」とあっさりしていたけれど、「孫が何をしたくなってもいいように、お金貯めとくわ」と言ってたので、内心すごくうれしかったのだと思う。

特に不安なことが多い初期。バランスの取れた反応がうれしかった。大喜びされたり、興味なさそうにされたらつらかっただろう。

この頃はつわりに苦しんでいたけれど、
最も信頼できる経産婦である母に妊娠を告げたことで、ちょっとした愚痴、つらさも吐き出せるようになり、気持ちは楽になった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?