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どこかで誰かの役に立つ

ごきげんよう、しろひつじです。

電車に乗っていて、ドアの上に目をやった時、フト
「あぁこのネジも、締めた誰かがいるんだなぁ」と思いました。

社会は、誰かの仕事で出来ている。
そういうことです。
気に留めていない事が多いですが、目に見えるほとんどの事に、誰かが関わっているということに、改めてしみじみと思いをはせました。

スイッチを押せば明かりが点くことも、蛇口からお湯が出ることも、この服も、この食材も、この空間も、誰かが何かをしてくれていることで成り立っていて、私たちは暮らしを回すことができている。

だから、当たり前じゃないんだな、有難いことなんだなぁ、と。

でも当然と思ってしまいがち。
わたしも、つい忘れてしまいそうです。
それは、大勢のどこかの誰かが頑張って『こうあるべき』を守ってくれているからなんですね。

電車が時間通りに動く。
テレビ番組は時間通りに放送される。
宅配の荷物は指定時間に届けられる。
ゴミは回収され、排水は処理され、道路は補修される。

楽な仕事なんて、ほとんど無いのでは?
でも、楽しい仕事はあるのかもしれません。
例えば何が楽しいのか、を考えてみます。
☆仕事をする行為自体が、楽しい。
☆自分の能力を発揮できて、楽しい。
☆きっちりやり遂げることに充実を感じて、楽しい。
☆喜んでくれる誰かがいるから、楽しい。

目の前の家族や、自分のためにする仕事もあるし、自分のした仕事が、知らないどこかの誰かの暮らしを支えることに繋がるかもしれない。出会うことがなくても、誰かが喜んでくれることを思うと、どんな仕事でも意義を感じて取り組めそうです。

皆、誰かのために何かをしている。
『どこかで誰かの役に立つこと』
それが仕事なんだな。

電車に揺られ、ネジを見上げながら、そう、思ったのでした。
この生活を支えてくれている、大勢のどこかの誰かに感謝します。

今日はここまで。
読んでくださってありがとうございました。
皆さまが、充実した日々を送れますように!

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