見出し画像

今年の振り返り

2023年の新年は日本で迎え、東京で2つの展示をして、旅行もしてNYに戻り、
NYFA Immigrant Artist Mentoring Programに選ばれ、たくさんの移民アーティストの友達ができて、、、ようやく自分の活動の舞台が広がった!と歓喜。
2023年はそんな幕開けだった。

勤務先は日本人だけなので、そんな環境から、一気にたくさんの同志ともいうべき友達ができた。たくさんの国々から来た移民のアーティストと知り合うことはNYにいる醍醐味である。移民であるという共通項からアメリカ人の友達とよりももっと違うレベルの話ができる。

4月には無事にグリーンカードが届き、ビザのことが落ち着いて一安心。面接すら無く、いきなりカードが郵便で届いたので驚いた。

6月には友人の結婚式で、初の渡欧。バルセロナに滞在した。
ガウディも見たが、ピカソ美術館でピカソの初期の作品を見られたのはよかった。ピカソでさえこんなにいろんな画風を試していたんだ、自分も色々やってみよう、と思った。

そして翌月には夫の親戚に会いに、ラトビアに。4年に一度の「歌と踊りの祭典」を見て、ラトビアの歴史と伝統を学んだ。

8月は夫が1ヶ月間レジデンシーで不在にしていたので、自分も制作に集中する期間にしようと決意して毎日仕事後に制作に励む。仕事も忙しくなっていたので体力的にも大変だったけど、「家にひとり」という環境が久しぶりで意外と楽しかった。

9月から10月は仕事がピークを迎え、残業も多かったので自分の制作どころでは無くなってしまった。職場と家を往復して自分の世話をするので精一杯。仕事時間外では夫の友達と会ったり、友人のオープニングに足を運ぶことも多くあり、集中して制作する時間をとりづらかった。

11月は、大学院受験を考え始め、自分のステートメントやポートフォリオを作り直していた。

12月、念願の『君たちはどう生きるか』を観た。

クリスマスは夫の実家で過ごす。28日にはなんと義理の兄弟夫婦に初の赤ちゃんが誕生。出産には立ち会えなかったが、出産直前まで会っていた。こんなに早く自分が「叔母さん」になるとは思わなかった。

そんなこんなでもう今年も最終日。日本に一時帰国していた時から一年も経ってしまった。

仕事をし始めて特に2年目以降、自分の中の課題に取り組むスピードが遅くなってきたように思う。ある意味安定感を持って毎日を過ごせるようになったのだと思うが、来年はもう少し自分の中のアイデアやプロジェクトを停滞させずに進めていきたい。やってみたいことはやってみる、自分の中に制限をもうけずに進んでみたい。



ニューヨークで学びアーティストとして活動するための資金とさせて頂きます。