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アフォリズムで書いていく


論文は、ひとつのコアに収束しようとする。すぐれたアフォリズムは核心をつくけれども、核心に回収されてしまうこともなく、自律分散する力をもっている。哲学を体系であると思っている田舎のロバや、ものごとには中心があると信じている都会のヒツジに、ニーチェのおいしさ、わかるかな?

ニーチェ『ツァラトゥストラ(下)』、  丘沢静也訳、2013年、光文社電子書店、kindle304ページより引用

ヴィトゲンシュタインはニーチェと同様、アカデミズムを嫌った。アフォリズムで仕事をした。体系にこだわらなかった。すっきりした日常の言葉で哲学をした。

ニーチェ『ツァラトゥストラ(下)』、  丘沢静也訳、2013年、光文社電子書店、kindle311ページより引用


核心に迫るが、核心で結論づけるわけではなく、新たな方向性を見出し、自立分散へと進む。そのように書いていく。

大まかなまとめはその都度書いたりするが、結論づけることはなく、次の試作品へと進む。

タレブの書籍もそんな感じかするな。

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