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実存に没入すると文章が分かりやすくなる


哲学的な思索が邪魔になっているから、文体の中へしばしば抽象的な、不可解な、冗漫な、とりとめのないものがまぎれこんでくるのだね。彼らが、哲学上の何らかの流派に深入りしていればいるほど、彼らはうまく書けなくなる。しかし、ドイツ人の中でも、実務家とか、道楽者といったような、実際的なことにだけしか関係していない連中となると、文章をじつにうまく書く。

(エッカーマン『ゲーテとの対話』)


『実存的な対象に取り組むということは、何も考えずにあらゆることを鵜呑みにするということではない』ということだけ、思索活動のお土産として実存編にも持ち越すことにした。


ゲーテやっぱり的を得てるし、今自分が必要な内容の情報がたくさん書いてある。

同時に、カレが哲学のトンネルから抜け出して、少しずつトンネルの出口から遠ざかっていることもひしひしと感じている。もちろん紆余曲折はあるだろうが、今後は加速度的に実存に没入していくのだろう。

非常に楽しみである。



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