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さよなら42


10年前に出会って、出会った瞬間からあなたに猛烈にのめり込んだ。

起きてる間はずっとあなたのことを考え続け、分かりそうで分からない、でも考え続けたらいつかは届きそうで、その期待と不透明感を持ち続けてずっと走ってきた。

時々他に没頭して、あなたと距離を置くこともあったけど、思い込みの催眠が解けると無意識にあなたの元に戻っている。それくらい陶酔していた。

足掛け10年、あなたのことを考えているとそれ以外の他のことが全てどうでも良くなって、あなた以外の全てを犠牲にし続けてきた。

もうそろそろ、あなたから足を洗う頃だよね。

あなたが近くにいない生活は当分なれる気がしないけれど、あなたと距離を置くことで見えてくることもあるのは薄々分かっていた。

そろそろ行かなきゃ。あなたに頼らずにこの時空を謳歌することに全てを注ぎ込むことにした。





さよなら究極の問い。





『この世とは何か?』という問いのおかげで、10年間暇せずにすんだ。本当に感謝している。ありがとう。

余生はこの世を謳歌することに切り替えるよ。

see you again, 42 :)



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