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彼女と私の体。

私の体はナイスバディと言うわけではない。

むしろ薄くて貧相で貧弱。
ひょろひょろと長い腕が生えていて、
それに小さな2つの胸がある。

でも私は自分の体の形が好きだ。
なるべく薄着でこの骨格を出したいし、
それが似合うとおもう。

または、大きめの服で自分の体を隠すことも
逆に自分の華奢さが際立っていいなとおもう。

ただ自分のこの小さい体を
コンプレックスにも思っている。
雑魚さが増す。なめられる。
「蹴ったら折れてしまいそう」とよく言われる。
はじめて原付に乗った日は、
自分でもこりゃ折れるわ…とおもった。

肌を出せば人に見られる。不快。
お話する時は目を見てもらっていいですか?

なんで私が護身しなければならないのかしら。
こんな体でごめんなさい、と、
自己否定してしまいそうになる。

いいえ、私たちは出します私たちの魅力を。

生き物は見た目と言うものに
囚われ続けてしまいます。仕方ありません。
たとえばクジャクは美しいですよね。

その美しさなどに
振り回されないように生きていくのが
人間だとおもうのです。

私は自分の体を性的な魅力だと捉えていません。
個人の魅力を大切すること、
お気に入りの服を着て、
私たちは社会に訴えかけるのです。

ファッションは、
1人1人が、ごく簡単に、
アクティビストになれるツール
なのではありませんか?

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