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生きる意味ってあるんだろうか?

いきなり仰々しいタイトルでごめんなさい。
最初に断っておきますが、ネガティブな意味合いではありませんので、その点お気楽に願います。

私は令和元年に妻を病気で亡くしてまして、もう丸4年経とうとしています。
時間が過ぎるのは本当に早いものですね。
しかし、流れた時と気持ちの整理状況が比例しているか?というと全くそんなことが無いというのが実感です。
整理がつかない時間は時が止まっているかのごとく、心情変化が無いまま過ぎ去っていき、なかなかに辛いものです。

それでも法事が立て続いている時は良いんですが、ポッと時間が空いてしまう瞬間に気持ちがグラグラと揺れ動いてしまいます。
生活に充実感が無く空虚であることに気付き、何か面白いことがあっても一緒に笑える相手もおらず、食事も無味乾燥になり、制作意欲も消え去りました。
そして、頭に浮かんだのがタイトル通り「生きる意味ってあるんだろうか?」でした。

探し物は得てして、探し始めると見つからないもの。
こと、このように哲学的な意味合いを含んでいたらなおさらです。
もちろん私も例に漏れず「失せ物袋小路」に迷い込み、出口どころか現在位置も方角も見失いました。

気の弱い人が、そのまま鬱になり人生から退場してしまったり、伴侶に先立たれたお年寄りが日を置かずに後を追うように逝ってしまうのも無理からぬことかもしれません。

私がそうならなかったのは、単に気が強く体が丈夫だったからだと言われてしまうと話が続かなくなってしまいますので、あえて無視します。

そんな私は1年がかりくらいで答えを見つけました。
突飛かもしれませんが、ずばり「意味はない」です。

生きることに意味なんてない

これが私が導き出した答えです。
いやいや、めちゃくちゃネガティブな答えじゃん!と言われそうですが、真理はこれです。
無いものを探してるわけですから、見つからなくて当然。
見つからないことを苦痛に感じ、おかしな言い訳をこじつけて怪しい宗教にはまるくらいなら「無い」と言い切った方が断然潔いです。

ごく稀に、何かで大成した人から「私はこのために生まれて来た」というセリフを聞くことがありますが、最初っから決まっているなら何を目標にすべきか最初から分かっていて努力したはず。しかし、そうではないでしょう。
たまたま運よく大成したので「幸運を引き寄せられたんだから、これが私の生きる意味で間違いない」とこじつけたというのがが正しいはず。
努力の結果、「なるべくして成った」場合でも、当初から決まっていた生きる意味ではありません。
つまりは思い込みに過ぎず、人に毎回同じ説明をしてるもんだから「私の運命だ」と勘違いし、自己暗示にかかっている状態で間違いないでしょうね。
なんと単純・・・、いや純真な人でしょうか。

そんなわけで、メンタルが壊れて不安定な状態に陥った場合は、これくらい理不尽な言い掛かりでも(直接相手に伝えなければ)許されるものです。
無駄な探し物で心を擦り減らすくらいなら、この結論に飛び付くのは間違いじゃありません。

時間があって悩みから逃げきれないなら、とにかく行動しよう。
動き回れば夜もぐっすり眠れるし、食欲も出ます。
食欲が出れば元気も出るし、悶々としていては気付かない幸運を見つけることが出来るかもしれません。
そんなわけで、立ち止まらず動くことが突破口になり得ることを忘れずに、日々を過ごしたいものですね。※


※ しばらくの間、睡眠3時間前後で1日20時間活動する生活をしてましたが、やり過ぎは肉体的、精神的に消耗しますのでほどほどに。
ついでにいうと、幸運の姿形は人それぞれ違うけれど、見つけた時は気付くはず。
(曖昧なのは私は見つけられてないから。もっと行動・・・かな)


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