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気づくと増えるモノ:「割りばし」活用アイディア

「気づくと増えるモノ」というと何を思い浮かべますか?

私がまっさきに思い浮かべるのは「割りばし」です。あっという間に両手に抱える量が溜まってしまった!という経験がある方は多いはず。

溜まった割りばしを前にすると、「コンビニやデリバリーサービスで絶対に断ろう!」と決意するのに、つい断り忘れる。家族が断らなければ、さらに人数分増えていきますね。

行き場のない割りばしは、スペースの無駄になります。また、割りばしを手に入れることは、それ自体が環境負荷の一因となる(日本は大半を中国から輸入しており、輸送時に環境負荷が発生する)とする説も。

入手しないのが1番ですが、そうはいってもいつの間にか溜まってしまう割りばし。あまりに増えすぎると廃棄するしかなくなるため、その前に有効活用できたらいいですよね!

今日は、数が増え過ぎ「処分」以外の選択肢がなくなる前にできる「割りばしを増やさない予防策」と、「受け取ってしまった後の活用方法」をご紹介します。

割りばしを増やさないためにできること

まずは増やさないための予防策から。

UberEatsなどフードデリバリーサービスは、配達指示をアプリのマイページに登録することができます。予めそちらに「割りばしなどの付属品は不要」と書き込み、保存しておきましょう。

また、外食時には「マイ箸」の利用が理想的です。

お弁当をお店で購入する時には、「予め箸がセットされていないものを選択してマイ箸を利用する」ことを選択できます。

数ある選択肢の中から、割りばしをもらわなくて良い方法を基準にお弁当選びをしてみるのも一案です。

もらった割りばしはどうする?

廃棄以外の道を選択できるよう、「活用方法リスト」を割りばしを近くに置き、溜まった割り箸は意識して活用してみましょう。
上から「お手軽順」に活用方法をリストアップしています。

【割りばし活用リスト】
日常使いの箸として消費
カトラリー入れ近くに必ず家族の人数分をワンセットとして常備しておき、洗い物が多そうな日や油分の多い料理の日に割り切って使用します。
→洗うための水や洗剤は使用しないため、ある意味エコと割り切る!廃棄よりずっと良いです

「おうち時間工作」に活用
→雨の日など外出できないときの子どものおもちゃづくり7864に使うのはいかがでしょうか。手作りおもちゃは知育にも◎!

男の子なら、「割りばし鉄砲」や「飛行機」は喜びそうですよね!
女の子にはおままごと用の椅子など。いろいろな種類のおもちゃで楽しめそうです。

寄付
地域のコミュニティセンターや学校、子ども食堂など、必要としている所に
寄付する方法も。

また、「フリーサイクル」や「フェイスブックのマーケットプレイス」など、地域のオンラインコミュニティに投稿して、必要な人に直接提供する方法もあります。

アップサイクル(※)として
「未使用割りばし」だけでなく「使用済み割りばし」も有効活用されることをご存知でしょうか?

製紙業の「王子グループ」が回収し紙の原料としてリサイクルしています。
※現在はコロナ対策を利用として受入れ停止中

また、使用済み箸を資源にものづくりが展開されている例も。素敵なデザインのテーブルが、実は使用済み割りばしからできていたなんて想像できないですよね。

※アップサイクル
→本来は捨てられるはずの製品に新たな価値を与えて再生すること

講談社SDGs

割りばしは「もらわない、ためない」が一番!

日々の暮らしの中でいつの間にか増える割りばしですが、「もらわない、ためない」ことが1番シンプルで効果的な対策です。

スペースの無駄を避けるためにも、余分な物を家に入れない意識を持ちたいもの。

どうしても手元に残った場合は、廃棄ではなく是非有効活用してみてください。

未使用品だけでなく、使用済み割りばしも工夫次第で素敵な実用品に生まれ変わることも分かりました。「捨て方」を考える前に、その再利用に目を向けられると、暮らしにも環境にも優しい選択につながります。

次に割りばしを手にする機会があったら、「もらわない、ためない」原則を思い出してみてください。またもらった時には、その割りばしと【割りばし活用リスト】をうまく活用して、生活を豊かに&快適にする手立てとしてみてください!



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