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水曜12時、日付を超えたあとで

水曜12時、日付を超えたあとから始まる番組「それって実際どうなの課」。

私はこの番組がかなり好きなのだけど、何が好きって人の成長と意外性があるからだ。

例えば、「ワイルドスピード森川」という企画。女優の森川葵さんが、10連けん玉とか、ダーツでバスケットボールの空気穴を刺すとか、けっこうな無理難題なチャレンジをする。

だけど、「ワイルドスピード」の名の通り、技術の向上、そして成功が信じられないぐらい速い。なんなら速すぎて、番組の途中から「ワイルドスピード」が追加されたのだ。

森川さんは自身を「負けず嫌い」だと言うけれど、その言葉は森川さんのためにあるのだと、この企画を見ていて思う。

森川さんは時間が許す限り、休憩もそこそこにずーーっと挑戦し続ける。そして、できないときシンプルに「悔しい!」「あ~惜しい!」「悔しい!」とたくさん悔しがる。その姿の素直さが、見ていてなんとも気持ちが良い。そして結局チャレンジはできるのだから、まじですごい。見ていて爽快な気持ちになるし、できたときには「わーーー! 森川さん!」とテレビの前で思わず叫んでしまう。


意外性のところでいうと、おばたのお兄さんが無価値そうに見えるものを販売していく企画(好きなのに企画名を忘れてしまった……ショック)。

例えば松ぼっくりとか、いが栗とか、一見すると「それ、ゴミじゃない?」みたいなものを集めては、売っていく。ちなみに番組の中で一番売れたのは、松ぼっくりなんですよ。すごくない?

さらに実はこの企画にも人の成長があって、おばたのお兄さんがそういった無価値の中でも価値がつきそうな品質のものをだんだんと探し当てるのがうまくなっていくのだ。

松ぼっくりに関しても、最初は適当に拾うのだけど、売れることがわかると形がよかったり、広がりがあったりする松ぼっくりを見極められるようになる。案の定、それらはなかなかのお値段で売れたりするのだ。面白い。


水曜の今、私はまさに「それって実際どうなの課」を見ている。面白い。

”終わりよければすべてよし” になれましたか?もし、そうだったら嬉しいなあ。あなたの1日を彩れたサポートは、私の1日を鮮やかにできるよう、大好きな本に使わせていただければと思います。