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海外赴任から帰国した後の収入激減に備えてやっておきたいこと

勤め先の仕事の関係で、海外に来たという人もいらっしゃると思います。会社の命令でとなると、「海外赴任手当」というのが、多かれ少なかれ付くと思いますので、日本で働いていたときよりも、結果的に収入アップになるケースがあります。


手取りを考えると、圧倒的に、日本にいたときよりも増えていることに、驚きます。噂には聞いてはいたんですけど、いざ、給与明細を目の当たりにすると、開口一番「お〜っ!?」となったのは記憶に新しいですw


遠く日本から離れて暮らすということは、そういうこともあります。


外国で暮らすということで、テンションが上がってしまって、これまでの生活スタイルがガラッと変わってしまうこともありますけど、外国に来たから、生活レベルを上げてしまうと、後々後悔します。


まだわたしも、その経験はありませんが、周りの意見を聞くと「海外から帰国した後、生活を日本スタイルに合わせるのに苦労した」という声を多く聞きます。


給料が少し多く貰えるので、ちょっと高いモノを買ったり、食事を贅沢にしたり、付き合いを多くしたりと、色々出費の嵩む生活に慣れてしまうと、いざ日本に帰ったときに「手取り」が減ってしまっているのはわかっているのに、生活の質を落とせなくて苦労するという話を聞きます。


人間、一旦生活水準を上げてしまうと、戻すのは辛いようです。


確かに、海外にいると、日本にいるときとはちょっと違ってて、気が大きくなっていたり、財布の紐が緩みがちになったりします。


日本にいたら、絶対にこんなところには来てない。そしてこんな体験はしたことないだろう。そう思うと「一生に一度だと思うし、まぁいいか」ってなります。


旅行に行くのもそうですし、その土地ならではの物品はなかなか購入できないとなると、ついつい、「購入したくなる」のもわかります。


たくさんお土産を購入して、帰任するということもよく聞きます。


そうやって、日本では体験し得なかった生活が日常茶飯事になってしまうと、数年間の生活とはいえ、それに慣れてしまうんですよね。


300円の牛丼で済ませていたのが、1000円以上のランチを食べないと、なんか満足できない、みたいな感じでしょうか。


むしろ今は300円の牛丼の方を渇望してますけどw


手当がなくなるので、収入が激減することは一応、予測はできているんですが、予想はできていても、実感がないものだから、なかなか行動に移せない。そうすると、帰国後の生活がカツカツっていう話もチラホラ。


まぁ、苦しみながらもなんとかやっていくというのも悪いことじゃないと思いますが、もしそれを回避したいのなら、帰国する前にライフスタイルを整える必要がありますよね。


わたしの意見ですが「海外でミニマリズム」をやっておくのがいいと思います。


日本だろうが海外だろうが、必要最低限の暮らしを継続し続ければ、生活費というのはあまり変わりないと思います。食べる量は決まっているし、生活に必要な品物も大体、量は決まっています。


あとは必要のないモノを買いすぎない、海外だからと言って、不要なモノを買い込まない、これを心がけていけば、過度にお金を使いすぎることもないはず。


そうやってライフスタイルを固定しておけば、日本に帰った時に収入が激減したときにも、慎ましく余裕で暮らせる筈です。


外野が「海外に行ってたんだから、お金あるでしょ」なんていうレッテル貼りに答えなくっていいんです。海外生活していたから経済的に余裕があるかどうか、それは各家庭によって様々です。


海外生活してたからって、蓄えがたくさんあるかどうかは、その人次第だし、ライフスタイルによってはそうではないこともあります。そういうレッテル貼りに負けないで、己のライフスタイルを貫いてほしいです。


まぁ、わたしの場合は、海外に行く前からモノを圧倒的に減らしたミニマリズムをやっていたので、海外に来てからもモノが少ない生活をやり続けられています(海外ミニマリスト)。


多分、ライフスタイルは変わらないと思います。日本でも。


だから、収入激減に怯えることなく、生活できると信じていますけどね。ただあまり節約しすぎるのも、せっかく海外で生活しているのだから、体験にはしっかりお金を使いたいとは思っています。


日々の生活をどのように安定化させるか、これが鍵ですね。


それでは、また。

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