ゐなかのすゑざ

田舎の末座。作曲と陶芸をなんとなくやっている老人です。

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  • ひとつきひとふし

    「節」は旋律やら曲をさし、また区切りとの意味もある。 曲の出来不出来はいちいち問わず、旧知の方々への生存確認として、気分に任せて雑多な曲想、思いつきを音にしている。

  • ねよせ

    「ねよせ」は「音寄せ」。 昔作ったまま音にしていなかったもの、作り掛けのままのものを一応の一区切りをつけたもの、いままで使っていないような音の組み合わせを試してみるものなど。

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    思ったこと、考えたことなど時々掲載する随筆、雑文。

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ひとつきひとふし(四月)

「節」は旋律やら曲をさし、また区切りとの意味もある。 曲の出来不出来はいちいち問わず、旧知の方々への生存確認として、気分に任せて雑多な曲想、思いつきを音にしている。 4月の「ひとふし」 今回の作は「1つの音程型を繰り返してできる音列の各音を根音とする総和音の循環に依る作曲の方法」(略称 循環総和音)と名付けた方法に拠っている。 作曲の方法二 で提示したこれから使っていく方法の説明をするのだが、その前提として和音に関する基本を押さえよう。 音を重ねて和音を作るが、一番低い

    • 陶板に文字3

      陶板に撥水剤で字を書く。 バケツの水の中に鉄の粉を撹拌して陶板を浸ける。 撥水剤の文字が白抜けして焼き上がる。 尾崎放哉の自由律俳句を焼いた。

      • 陶板に文字2

        陶板に撥水剤で字を書く。 バケツの水の中に鉄の粉を撹拌して陶板を浸ける。 撥水剤の文字が白抜けして焼き上がる。 尾崎放哉の自由律俳句を焼いた。

        • ねよせ0604

          「ねよせ」は「音寄せ」。 昔作ったまま音にしていなかったもの、作り掛けのままのものを一応の一区切りをつけたもの、いままで使っていないような音の組み合わせを試してみるものなど。

        ひとつきひとふし(四月)

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        記事

          陶板に文字

          陶板に撥水剤で字を書く。 バケツの水の中に鉄の粉を撹拌して陶板を浸ける。 撥水剤の文字が白抜けして焼き上がる。 夭折した住宅謙信の自由律俳句を焼いた。

          ひとつきひとふし(三月)

          「節」は旋律やら曲をさし、また区切りとの意味もある。 曲の出来不出来はいちいち問わず、旧知の方々への生存確認として、気分に任せて雑多な曲想、思いつきを音にしている。 3月の「ひとふし」 高校3年の時に野球の試合の応援の曲を作った。 曲というにはあまりに短い単旋律。 五線に手書きで無題。 B♭管のトランペットが演奏するための楽譜。 1試合だけ使われてそのまま捨て去られるだろうと思っていた。 他に呼びようがないので、「応援ラッパ」とひそかに呼んでいてなにかのきっかけで思い出す

          ひとつきひとふし(三月)

          ねよせ0603-2

          「ねよせ」は「音寄せ」。 昔作ったまま音にしていなかったもの、作り掛けのままのものを一応の一区切りをつけたもの、いままで使っていないような音の組み合わせを試してみるものなど。 20年ほど前に作った歌曲集「歌」の第6曲。 「ん」の歌。

          ねよせ0603

          「ねよせ」は「音寄せ」。 昔作ったまま音にしていなかったもの、作り掛けのままのものを一応の一区切りをつけたもの、いままで使っていないような音の組み合わせを試してみるものなど。 今回は曲はかなり短いが、話は長い。 高校の時、野球の応援の曲を作った。短い信号ラッパのようなもの。 野球の応援では「コンバットマーチ」というのがよく演奏されていた。 それを真似してやるのではなく、別の曲を作った。 が、・・・どうして作ったのかの記憶がなかった。 とにかく何かの拍子に作ることになってその

          ひとつきひとふし(二月)

          「節」は旋律やら曲をさし、また区切りとの意味もある。 曲の出来不出来はいちいち問わず、旧知の方々への生存確認として、気分に任せて雑多な曲想、思いつきを音にしている。 2月の「ひとふし」

          ひとつきひとふし(二月)

          ねよせ0602

          「ねよせ」は「音寄せ」。 昔作ったまま音にしていなかったもの、作り掛けのままのものを一応の一区切りをつけたもの、いままで使っていないような音の組み合わせを試してみるものなど。 20年ほど前に作った歌曲集「歌」の第5曲。 お「段」の歌。

          ひとつきひとふし(一月)

          「節」は旋律やら曲をさし、また区切りとの意味もある。 曲の出来不出来はいちいち問わず、旧知の方々への生存確認として、気分に任せて雑多な曲想、思いつきを音にしている。 1月の「ひとふし」

          ひとつきひとふし(一月)

          ねよせ0601

          「ねよせ」は「音寄せ」。 昔作ったまま音にしていなかったもの、作り掛けのままのものを一応の一区切りをつけたもの、いままで使っていないような音の組み合わせを試してみるものなど。 「え」段のうた。 「え」段だけを使った言葉は少ない。記憶だけではなかなか出てこないので国語辞典を読んでみたがなかなか見つからなかった。・・・という記憶はある。 ボーカロイドはますます「え」が続くと苦手なようだ。