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マーケティング発想源 〜経営と商売のヒント〜

日本一のメルマガを決める「まぐまぐ大賞」にて5年連続でビジネス部門第1位を獲得した経営者向けビジネスメディア『ビジネス発想源』シリーズに、さらに高度なnote版が登場! 世の中… もっと読む
「まぐまぐ大賞」で5年連続ビジネス部門第1位を獲得した『ビジネス発想源』シリーズに、フラッグシップ… もっと詳しく
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2017年9月の記事一覧

142:人員の減少による戦力減を嘆かず、それをプラスに活かして次を考える。[TRs-Select]

わずかな人数で戦場で戦い続けた軍人が、最後の戦友を失い、迫り来る不安と孤独感に苛まれた時、一つの意識転換をすることで最後まで生き残ることができた! ビジネスにおいて、優秀な人材の引き抜きや転職、責任者の事故や入院など、いきなりの人員の減少によって著しい戦力減が起こることは日常茶飯事です。しかし、それを嘆いても何も解決しません。 大事なのは、「人員が減った」という事実をどう捉えて次をどのように考えるかです。 予期せぬ危機の時には、その現象をマイナスに捉えずにプラスに考える

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141:資格は取得すれば終わりではなく、そこからプロデュース能力が問われる。 [TRs-Select]

全国区で顔が知られるようになった人気気象キャスターは、気象予報士の資格を取るだけではなく、資格の勉強と並行して別の勉強もしていたことでオーディションで初仕事を勝ち取った! 資格を取って個人事務所を開いたのに、全くクライアントが見つからないという士業の人がかなり多くいます。「頑張って資格を取ったのになぜ」と首を傾げるのですが、資格が仕事を持ってきてくれるわけではありません。 資格があるかないか、どんな資格を持っているのかは、自分自身を構成する様々な要素のほんの一つにすぎませ

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140:真のグローバル化を理解しなければ、海外戦略は絵に描いた餅に終わる。 [TRs-Select]

日本よりも10倍以上の少ない人口の小国に、世界を席巻し各業界のトップに君臨するグローバル企業の本社が集中しているのはなぜか、その役員会議に出席する日本人からの視点からは明らかに見える! 「これからはグローバルスタンダードだ」などという言葉が有識者からすぐに出てくるけれども、日本の企業はどんどん国際的地位を落としてきています。 それは、多くの企業の経営者が持っている「グローバル化」といった言葉の定義や意識がズレているからです。 これからの国際社会、日本企業はどのようなこと

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139:本質を突き詰めれば、ライバル他社の後塵を追わずに業界トップの座を直接狙える。[TRs-Select]

たった一人で創業した機械メーカーが、その機械を売った後の本質を追求して考えを変えてみた結果、ついに全国シェアの首位に躍り出た! 業界トップに君臨している企業を追い抜けない、シェア上位の後塵を拝している、と愚痴を言いながらも、やっていることはその上位のライバル他社と同じことを真似しているだけ、という下位企業がたくさんいます。 上位陣と同じことをやるなら、下位陣の仕事は上位陣のスケールダウンでしかなく、トップに浮上することはありません。しかし独自の本質を突き詰めていくと、それ

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138:人々の「苦労の場面」を見つけ、解消してあげるビジネス視点を持つ。[TRs-Select]

世界的企業となった飲料メーカーが創業したきっかけは、若い店員が早起きしてまでやらされていた下っ端の作業を見て、その大変さを解消してあげようと思ったことがきっかけだった! 苦労することが当たり前と思われている現場に行くと、その苦労を解消してあげることができれば苦労している時間を他のことに充てられることが分かります。それが、ビジネスモデルのヒントになります。 世の中はいろいろな人がいろいろな場面でいろいろな苦労をしています。それを見つけることができれば、その苦労を軽減したり解

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137:単純に結合したり解体したりしてみるだけで、優れたアイデアが生まれる。[TRs-Select]

空前の大ヒットとなったゲームシリーズは、企画を産むためのチェックリストを活用するだけで、わずかビール2本とピザ1個分という超低予算の会議から生まれたものだった! 発想には明確なルールやセオリーはありませんが、考え方のコツはいくつかあります。その一つが「何かと何かを掛け合わせること」、そしてさらなる一つが「何かと何かを切り離してみること」です。 思い切ってくっつけてみたり、思い切ったり話してみたりすることで、どのような新しいものが生まれてくるでしょうか? 各業界のトップリ

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歴史本03:歴史の流れを「道具」という系譜で追いかける観点 [歴史本の棚]

歴史こそ、史上最大の財産! 人類が長きにわたって紡いできた歴史そのものこそ、今に生きる私たちが学ぶべきことができる最も大きな参考資料です。 過去の大勢の人が必死に考え、真剣に実行してきたこと、そして成功し、失敗してきたこと、それらの経験を学べる位置に、私たちはいます。 国家経営、流通貿易、芸術創作などあらゆる歴史は、現代の経営者やクリエイターたちにたくさんのことを教えてくれます。 「歴史本の棚」は、大の読書嫌いの主宰・弘中勝でも読むことができた歴史本の中から、皆さんに

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136:確実にゴールを達成するために、無理せずに自分のペースを守る。[TRs-Select]

世界最難関の登山を何度も成し遂げた冒険家は、健康を目指す老夫婦の登山者や小学1年生ぐらいの児童にすらも負けてしまうような体力レベルからスタートし、一つずつ力を付けていって世界的偉業を成し遂げた! 「あんな人に負けるなんて」「自分の力はこんなはずではない」などという感情論が起こって、つい張り切りすぎて自分のペースが乱れてしまう人はたくさんいます。 無理をすると失敗をします。無理をしなかったら失敗しなかったのに。ゴールに向かって、無理をせずコツコツと進めていくことが、一見は遠

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135:誰でもできる仕事と思いきや、自分にしかできない仕事だと悟る時。[TRs-Select]

「誰にでもできる仕事」だと思って降板を決意したら、思わぬところで「自分にしかできない仕事」であることがはっきり分かり、降板を思い留まったその作品は伝説的な人気を誇る作品となった! 誰一人として同じ顔を持たないように、誰一人として同じ指紋がないように、どんな仕事も人間がやれば必ずどこかに違いが出てきます。つまりその仕事の結果は、自分にしか出せない結果なのです。 本当に誰がやっても同じ仕事であっても、その人がやったら他人より優れた仕事になるようにするのが、ビジネスマンの力量で

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134:事業も企画も、誰にでも理解できるゴールを設定することが大きな力となる。 [TRs-Select]

ドラマ化も果たしたほどのヒット作となった人気漫画作品は、担当編集者の何気ない一言に、作者が大きなインパクトを感じて生まれた作品だった! 「日本一!」「年商500億!」といった目標設定は、たとえ現段階では不可能でありえないほどの目標であっても、誰にでも分かりやすいゴールです。それに対して「日本で有数」とか「年商は業界上位レベル」といった曖昧な目標を立ててしまうと、社員たちはイメージができにくくなります。 企画内容においても事業計画においても、明確な目標を設定すること、明瞭な

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漫画10:この漫画に学ぶ「メイキングブームの到来」[漫画発想源]

「まぐまぐ大賞2016」のビジネス部門を受賞した、経営者・マーケティング担当者向けメールマガジン『ビジネス発想源 Special』には、漫画から経営や企画のヒントを見つけるという趣旨の、「漫画発想源」という不定期連載のコンテンツがあります。 学びと実践のために漫画を読むというのもまた一つの「読書」である!と考えて、この「漫画発想源」を『トップリーダーズ』でも転載していきます。 いろいろな漫画の中から見えてくる、効果的な会社経営のやり方や、PR力を持つ企画の発想などなど。あ

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133:プロならば一つのことに凝視せず、3つの視点を持って仕事にあたる。 [TRs-Select]

数百人もの料理人を現場で束ねるホテルの総料理長に必要なことは、3つの視点を持って仕事にあたることだった! 何かを極めるというと、一つのことを凝視してそれに注力するだけだと思いがちです。しかし、ある分野を極める人は一つの目にとらわれず、さまざまな視点から物事を見る感性を持っています。 発想に行き詰まったり、悩んだりするときには、一つの視点に縛られすぎていると解決しません。いろいろな視点を持つためには、どのような工夫が必要でしょうか。 各業界のトップリーダーたちの英知や意識

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132:ビジネスアイデアの素材は、誰にでも公平に与えられている。 [TRs-Select]

無名の工業部品メーカーの商品が世界中のあらゆる交通機関や建造物に採用されていき躍進を果たしたきっかけは、試行錯誤に行き詰まった開発者が神頼みにおとずれた近所の神社でふと上を見上げたことだった! アイデアはすでに存在するもの同士を掛け合わせること、とよく言います。そのすでに存在するものの多くは、世の中にすでに浸透していたり、すぐ身近にあったりします。 それを当たり前の光景だと思って気づかないか、もしくは気づいて掛け合わせて新しいビジネスアイデアにしてしまうか、それが個人の発

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131:鍛錬はムラなく平常を積んで継続することで、達成に向けて成長していく。 [TRs-Select]

開山以来1000年の長い歴史の中でまだ一人しか満行したことのない過酷な千日回峰行に立ち向かった修験者が、ついに念願の千日の行を終えた時に感じたことは「やっと終わった」「嬉しい」といった感情ではなく、意外な気持ちだった! 「継続は力なり」と言いますが、継続とは「やれる時にやる」ということではなく、「もっとやれる時にも普段どおりにやる。あまりやれない時にも普段どおりにやる」という、「いつもどおり」の積み重ねです。 調子のいい時にオーバーワークしてしまうと、調子の悪い時に「この

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