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論文執筆だけじゃない。ツェッテルカステンは「私の物語」の発見にも役立つよ。

これからの人生、どんな物語を描いていこうか。私が生きる楽しみは、それです。

予測できない展開を、自分の人生=物語に起こす。そのための強力なツールが、手帳です。「書く」とは、それほど強力なのです。

書き方は、昨日の記事では「4行日記」を紹介しました。もう一つ有効な方法があります。ツェッテルカステンです。

ツェッテルカステンを「学者が論文作成の効率を上げるための手法だ」と決めつけるのはいささか早計です。

他者に読ませる論文だけが文章ではありません。自分のメモを、自己が読むための文章、つまり「物語」の材料とするのに、ツェッテルカステンは役立ちます。

メモは、メモのまま死蔵してしまうと役に立ちません。掘り返して、並べて、他のメモと関連づけて、やっと役に立ちます。そこまでやって初めて、化学反応が起こり、火花が散り、新しい発見を促してくれるのです。

自己の興味のある事柄だけを集めたメモだからこそ、人生の物語を作る材料たり得る、とは思いませんか?

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