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本当にグリーンの温泉

こんにちは、風輝です。
今回の温泉はタイトルのまま…

先日、岩手県の雫石町にある
「国見温泉♨️」に立ち寄って来た話。

ことの始まりは、今年のはじめ頃に買った2冊の温泉本で、雑誌で見てもお湯の色に目を引く温泉だった。
雑誌なので、結構加工されているのかと思いきや、そうではない…本当にみどり色のお湯であることに感動した。

国見温泉の石塚旅館
近くに秋田駒ケ岳があり、その登山口にもなっているので、登山客の帰り時間と重なると少々車のすれ違いは気を使うかもしれない。
国道47号線から20分弱、山道を上っていく。


雑誌によく掲載されている石塚旅館


立ち寄りの入浴料は700円。
その日の女性風呂は、室内の大きいお風呂と、露天風呂付きの小さなお風呂2つあった。
どちらも泉質は同じ。
含硫黄ナトリウム炭酸水素塩泉

この泉質は、他の温泉でも見たことがあるが、この温泉の不思議なのは色と匂いだ。


露天風呂
内風呂

まず、色。
本当にグリーンの温泉で、浴室の扉を開けた瞬間瞬きを何度かしてしまうほどの鮮やかさ。
それでいて、熱すぎず湯あたりはサッパリとしている。優しくもなくいが、変な刺激もなく、硬すぎるわけでもなく…サッパリという表現が相応しいかもしれない。

もう一つは、匂い。
浴室内や入浴中は、石油のような鉱物のような強めの臭いがある。
体について、衣服の匂いが心配なほど強い。
ただ不思議なのは、1時間ほどすると、身体も衣服も普通の硫黄臭に変わる。
つまり、硫黄泉が好きな私にとっては全く支障がないのである。
ちなみに、この緑色が衣服に付着することはなかった。

このお風呂のいちばん幸せだったことは、
蛇口の水が駒ヶ岳の湧水であること。
ちょっと熱った体に、水場にある水を思いっきり飲むとものすごく幸せな気持ちになれたのだ。


玄関

季節限定のため、今シーズンは終わってしまった可能性がある。
私は来年も雫石方面に行ったら是非立ち寄りたい一湯。ちょっと奥まったところではあるが、オススメしたい一湯である。

東北は魅力的な温泉が沢山。
来年も色々行ってみたい。

風輝

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