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110円の高級スタバ体験

Starbucks Reserve


毎週月曜日のジムのレッスンが代行になった。

「今日、チャンスじゃん!」

期限の迫ったStarbucks(以下、スタバ)のLINEギフト700円分を使うチャンスがやってきた。
甘い飲み物が苦手な私にとって、700円を使うことは容易ではない。

LINEギフトのスタバのドリンクチケットは手軽で、
コロナ渦はもとより、なかなか会えない友人にメッセージを添えて500円チケットを贈っている。
〇〇フラペチーノが好きな人にとっては、いい足しになる。
甘いのが苦手で、珈琲しか飲まない人にとっても、500円に満たないのでもったいなさはあるけれど、どこにでもあるスタバのケットは便利だと思う。

ただ、700円になると少し話が変わる。

『お得』が大好きな私にとって、数十円ならまだしも、100円以上損することは許せない。
かといって、甘過ぎて確実に飲み切ることができない飲み物を頼むのも地獄…

そんな時、ネットで見つけたのがスタバの高級店ことStarbucks Reserve(以下、リザーブ)。
700円以上の飲み物がほとんどだ。
頂いたチケットでもない限り、行ってみようとは思わないだろう。

その日の仕事帰りに寄り道をすることにした。

***

リザーブはすごくオシャレなスタバ。
今日は天気も悪いせいか、混雑していない。

せっかくの機会なので、高級珈琲を頼むことにした。
ナイトロ コールドブリュー コーヒー 
ショート810円

水出し珈琲に窒素ガスが入っていて、まろやかになるんだとか…

1番の感動は、珈琲がビールのようにサーバーから注がれること。
すっかり、動画を撮るのを忘れてしまった。

ナイトロ コールドブリュー コーヒー


さっそく、ブラックビールのような珈琲を飲んでみた。
確かに、例えるならマイルド。
不思議なクリーミーさで、苦味を感じにくい。
この珈琲の面白いところは、時間が経つにつれて泡で封印されていた苦味と酸味が出てくる。
だから、1杯の中で色んな味わいができる。

さすが、高級珈琲。

ところが、半分くらい飲んだ頃、

めちゃくちゃ重たい…
珈琲で胃もたれしそう…

これは、ショートで十分だ。
なんならフロート乗せればよかったと少し後悔した。

そんな、110円の高級珈琲体験。
久々の特別な月曜日の夜だった。
「またチケットを頂いたら行きたい。」
それが私の率直な感想だ。

ちょっと特別な気持ちを味わえるので、
これからチケットを贈るときは「せっかくだから、よかったらリザーブ体験してね」
なんて、メッセージを添えるのもいいかもしれない。

そんなことを考えながら、高級珈琲を飲み干し、おやつを買うべくデパ地下に向かうことにした。

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