1月1日午後4時10分ごろ、石川県能登地方を震源とする震度７の地震がありました。
一夜明けた2日の朝になり、能登地方の被害が明らかになってきました。
大きな揺れによる倒壊、火災、ライフラインの破損など大きな被害が出ています、被災者の方が早く安心して生活できるようお祈り申し上げます。

300km離れた舞鶴でも、震度３の長い揺れが起こり、津波注意報が発令されました。沿岸の住民には避難指示が出ていました。
皆さまから、ご心配を頂いていることから、幸いにも被害はないことを報告させていただきます。

舞鶴は、1日の午後7時40分ごろから、30cm～40cmの津波が波状的に来ていました。
気象庁の潮位計データを見ると津波が読み取れます。
幸いにも潮が低い時期であったため、目立った被害はありませんでした。

舞鶴には舞鶴地方総監部が設置されており、第14護衛隊の護衛艦「あさぎり」「せとぎり」「せんだい」が所属しています。
朝早く、北吸桟橋の横の国道27号線から、毛布などの救援物資の積み込み作業を行っているのが見えました。

積み込み作業が終わった船から次々と出航していきました。
雲海の雲が重くのしかかる午前8時過ぎ「せんだい」が出港していきます。

2日の朝は気温0度、雲海が発生し、海はケアラシです。

乗員さんは、正月休み返上です。
災害時は、自衛隊さんの活躍が心強いです。感謝です。

ここのところ日本海は荒れ模様なので、気を付けて航海してください。

午前11時「せとぎり」が出港していきました。

阪神大震災、東日本大震災、熊本地震、今回の能登半島地震と、大きな地震は、1月から4月の寒い時期に発生してます。これは偶然なのでしょうか。
一刻も早い負傷者救出を祈ります。