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幸せになる権利くらいはある。

高身長は出世しやすいそうだ。人間の潜在意識に何かあるんだろうな。威厳を感じるのだろうか。頼りになるように見えるのだろうか。まぁ見えるよね確かに。

僕は168cmなので日本人の平均よりも小さい。出世したいわけではないので別に構わない。ただあと5cmあればスーツが似合っただろうなとかもう少しモテたかもなという気持ちはあるいや思わせてくれ。性格が悪いのではなく身長のせいだと思わせてくれ。

このように先天的なもので評価されることって実は多い。

実力重視というルールだけど無意識に美男美女を評価したりする。ルッキズムを批判する声も聞くけど果たしてそれは本当に是か。DNAに組み込まれた評価基準なのではないか。クジャクだって美しくあろうとするじゃないか。そういえば動物はオスの方が着飾るよね。人間だって、中世までは男が着飾ることは別に変なことじゃなかったのよ実は。今は男性も化粧したり派手な服着れて良い時代になったと思う。

ただ、美男美女であるが故の苦悩もあるので決して彼らは人生イージーモードではない。年を取ると露骨にチヤホヤされる数が減る。自分の美しさが損なわれてゆく恐怖。それはアイデンティティを失うに等しいのではないか?(限界中年男性談)

本人の努力が関係ないと言えば、家柄もある。学力ではなく個人の資質で入学を決めるアメリカの大学(どこかは忘れた)では、お金持ちの子供ばかりが入学しているそうだ。お金持ちは子供に色んな体験をさせてあげられるからだ。やっぱり入学試験は正義。

ちなみに日本での研究でこんなものがある。

日本における教育機会の不平等:行動遺伝学的アプローチ

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中学三年の時点での学力を各世代で調べた結果、若い世代ほど遺伝の影響が強く出る。要するに「良いとこの坊ちゃんは優秀」という身も蓋もない話だ。情け容赦なし。

何年か前、大企業の人と打ち合わせする機会があった。現れたのは高身長で超絶イケメンで30歳くらいの男性。そして何より話してみたら誠実で気さくで非の打ち所がない。驚愕した。「俺には何の勝ち目もねェ…」と完全敗北した記憶がある。せめて内面はど変態であれ…と願って止まない。

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