『ビビッドナイト』〜戦略性×ランダム性のバランスが最高なお手軽ローグライク!〜【インディーゲーム紹介】
この記事は筆者がNintendo Switch『ビビッドナイト』をプレイした感想について書かれています。
可愛らしいキャラクターデザインとは裏腹に、ダンジョン攻略のためのパーティ構築に、良い意味で頭を悩ませられました。
【ゲームの概要】
(以下、個人の感想です。作者の意図とは異なる可能性がありますので、予めご了承ください。)
【このゲームをおすすめしたい人】
☆ ゲームでパーティ編成を考えるのが好きな方
☆ ねんどろいどのような、デフォルメキャラが好きな方
☆ 重めになりがちなローグライクゲームを気軽に楽しみたい方
プレイ時間目安:5〜10時間程度(エンドロールまで)
【筆者雑感その1】
本作の開発会社であるアソビズムは『城とドラゴン』や『ドラゴンポーカー』など、モバイル向けゲームでヒット作を生み出しています。
F2P(フリートゥプレイ)のモバイルゲーム、いわゆるソシャゲの多くが「ガチャシステム」と「凸システム」によるマネタイズを行なっており、これらのシステムを前提としたゲームデザインによって、面白さの追求が妨げられているという意見も少なくありません。
本作では、この2つ要素(ガチャ・凸)を買い切り型ゲームの中で導入しており、そのランダム性がゲームの醍醐味であるローグライクの性質と噛み合い唯一無二の面白さを生んでいます。
射幸心を煽るという観点で、パチンコ・スロット等の遊技機と比較されがちなソシャゲではありますが、キャラやアイテムの入手がランダムという要素自体はデジタル・アナログ問わずゲームの面白さを作る要素の1つです。
確実な収益と先進性は相反するものかもしれませんが、モバイルゲームの新たなゲームシステムが生まれることを楽しみにしています。
【筆者雑感その2】
個人的な嗜好としてストーリーがしっかりとあるゲームをプレイすることが多いのですが、『ビビットナイト』のストーリーは主人公が地下迷宮(ダンジョン)に潜る理由付けという最低限のものです。
逆に言うと、ローグライクの戦略性×ランダム性が上手く組み合わさった、そのゲーム自体の面白さが本作最大の魅力であると感じました。
【その他ゲーム情報】
一言に”ローグライク”と言っても、本作のようなパーティ構築に重きを置くセミオートバトル方式の他、プレイヤーが直接主人公を操作するアクションゲーム方式のものもあります。
その中でも『リトル ノア 楽園の後継者』はアクションゲームではありますが、デフォルメキャラの魅力やランダム要素とパーティ構築の面白さと言う点でおすすめですので、別の機会に紹介したいと思います!
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