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ロゼきっかけでワイン好きになる時代

ワイン名:トランキル・ロゼ 2018 ドメーヌ・バサック
生産地:フランス・ラングドック
タイプ:ロゼ・辛口
品種:サンソー70%シラー20%テンプラニーリョ10%
購入価格(税抜):¥1680
オススメ度:★★★★☆

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まず非常に目を惹くデザインのラベルが印象的ですが、この人物画はこのワインを造る若き醸造家のルイ君。日本に留学(遊学?)していた経験もあり日本語も堪能な親日家とあって、ワイン自体も日本人の嗜好に合いそうな優しい味わいに仕上がっています。

2000年代以前あるいは初頭くらいからワインを飲み始めた世代は、まずワインを覚えるといったらボルドーやブルゴーニュといった、価格的なヒエラルキーの中でトップに位置するものから覚えろと言われ知識を付けてきたことでしょう。その考えがワインの敷居を高くしていたことに違いありません。

しかし今やルイ君(1989年生まれ)のような若い世代がワイン醸造の中核を担い、気軽に楽しめるところからワインの楽しみ方を覚えてゆける時代となったことは、非常に喜ばしいことです。

これからは、「真夏の屋外で飲んだロゼの味でワインの美味しさに目覚め、もっとワインを知りたくなりました」なんていう子たちが増えてくるのではないかと想像します。

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