「焦ってる」自分を認めろ
年が明けると「焦り」が増す受験生
2022年です。年が明けると、受験生が焦り出しますね。
かくいう僕も、そのひとりです。
実はこの記事を書いている僕も、とある国家資格を取得しようと思って今月受験する予定なんです(医療系とは無関係です)。
試験前日とかなら潔く「ツメコミ学習」をすれば良いのでしょうけど。
「いま詰め込んでも試験まで知識が持たない気がするし、、、何をすればいいんだろう?」そんな時期ですよね。
「焦ってる感覚」ってどんな感じ?
確かに「焦る」。すでに人生で何度か受験を経験している僕でも、年が明けると急に焦り出す感じが、確実に、ある。
でも、この「焦っている気持ち」自体は、もはや「懐かしい」という感覚で、「焦り」自体を客観的に見れているなとも感じるんです。つまり、焦りの感情に「とらわれていない」。
今日はこの「焦っている」感覚との上手な付き合い方について話してみようと思います。
焦っているときほど、なぜかさらに用事が増えて時間が足りなくなる
年が明けて気持ちが焦っているのにもかかわらず、世間の年末年始ムードに気持ちが流されて自分の予定が狂ってしまうこともありますよね(たぶん、ほとんどみんながそうなので安心してください)。
はたまた家族から「年末年始くらい一緒に過ごしなさい、家のお手伝いをしなさい」と言われて駆り出されている受験生もいるかもしれませんね。
「こっちは受験で焦ってるのに。」と。そうするとまた「焦り」の気持ちが増しますよね。
「時間が足りないという感覚」が、あなたのパフォーマンスを下げる。
心理学的に実証されている話に、「『時間欠乏感』がパフォーマンスを下げる」というものがあるようです。
これは確かにそうだなと思います。みなさんもありませんか?あと10分で家を出ないと行けない、という状況で、「あと10分もあるからいつも通り準備しよう」と思って準備するのと、「あと10分しかない!急いで準備しないと!」と焦って準備するのとでは、忘れ物をしやすいのはどちらか明白だと思います。
焦りの感情というのは、この「時間が足りない感覚」に限りなく近いと思います。
そう、焦ってもパフォーマンスは落ちてしまう。
### 「時間が足りないという感覚」が、あなたのパフォーマンスを下げる。
心理学的に実証されている話に、「『時間欠乏感』がパフォーマンスを下げる」というものがあるようです。
これは確かにそうだなと思います。みなさんもありませんか?あと10分で家を出ないと行けない、という状況で、「あと10分もあるからいつも通り準備しよう」と思って準備するのと、「あと10分しかない!急いで準備しないと!」と焦って準備するのとでは、忘れ物をしやすいのはどちらか明白だと思います。
焦りの感情というのは、この「時間が足りない感覚」に限りなく近いと思います。
そう、焦ってもパフォーマンスは落ちてしまう。
その「焦り」はあなたの役に立ちますか?
普通、人はある日突然、変身したように別人になることはできません。もしある日突然、人が「変身」して大成長できるとしたら、世の中スーパーマンだらけだと思いませんか?
地道に、毎日、「今日やるべきこと」だけに集中してコツコツやること。それ以外に方法ってないんですよね。だから大丈夫です。**今日という日に、無茶じゃない程度の小さな目標を立てて、地道にこなしていくこと。それだけで十分なんです。**
「今日は1時間しか勉強に使える時間がないな。問題集だったら大問二つ解けるかどうかくらいの時間だな。じゃあ大問1つを解いて、集中して解説を読み込もう。」というような地道なことです。
冷静に考え詰めると、人間ができることというのはたったそれだけなんです。焦ったからといって「変身」できませんし、いつもの2倍のスピードで問題が解けるということもありません。
「あ、自分、いま焦ってるな」で大丈夫
これは寂しい話、夢のない話に聞こえるでしょうか?
僕はむしろ、「希望」を与えてくれる話じゃないかな、と思っています。**「焦って、今日から変身して別人のように勉強する自分」になんてなろうとする必要はないんですよ。**
今日、できることを見つけて実行し、それを実行した自分を褒めてあげる。それだけで十分です。「焦り」の気持ちは華麗にスルーしてあげましょう。
今日のメッセージ
「焦り」の気持ちは、あなたのパフォーマンスを下げるだけで「役に立たない」。
「焦り」との付き合い方は「あ、いま自分、『焦り』を感じているな」と気づくこと。肯定も否定もしないことです。
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