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もはや詐欺写真(2022/5/7)

まず、前のブログからのブロ友さんたちには少しだけすみません。現在、あの頃綴っていたのとは、自身を説明するときの医療的な分類/角度が変わってしまいました。
もともとどちらも事実=併発しているという状態を伏せていただけで、嘘は書いていないのでお許しくださいね。

(もう一方もぼかしつつ結構ほのめかしてはいたんですが…) 

(というこれもぼかしすぎてて何のことか分かりにくいな笑)


そして、前ブログのあれやこれやは表からは見えない形に再編集してあり、また私自身、今は完全に伏せて生きております。
昔からのお付き合いのある方、どうぞ私に関してご存知の諸々は、お心の内だけにしまっておいてくださいませ m(_ _)m



画像フォルダを見返して…と言っても、携帯で写真を撮るようになったのなんてここ10数年くらいの、大人になってからの話じゃないですか? そこまで懐かしい思い出は入ってないのでは…

と思ったんですが、そうか。僕は外見(身体的)に強いコンプレックスがあるのもあり、それまで自分の写真ってほとんど持ってなかったんですよ。
それを勢いで自撮りして当時ブログに載せたら、思いのほか高評価でのけぞったのを思い出しました。

11~12年くらい前、34のとき?
若いなー。



今はこの写真からじゃ身バレしないと思うくらい、普通におっさんですが(笑)。


物心ついたときからずっと「変だな」と思っていた自分の体。
4つ歳下の弟が生まれたとき、健常なそれと比べて、自分が明らかにおかしいことを悟りました。

頭がズガーンとなって、心臓がじゅわんじゅわんしてクラクラして、深い呼吸ができなくなって、脚がガタガタするような、鼻の奥にぎゅうっと力が集まって涙が溢れそうな…
でも泣いてはいけないような…


もし4歳の僕が言葉を知っていたなら、あれは人生で最初の絶望の感覚だったんだと思う(笑)。


当時、両親が僕について把握していたのは、生まれつきの心疾患だけ。
この障害は出生時には気付かれず、思春期以降の性の発達とともに露見していくことも多いらしいので、両親もそのことにはまったく思い及んでいませんでした。

自分の体が確実に普通の人と違うことが顕著になっていったのが、やはり中学生頃から。
しかしその頃には家族の前で着替える機会もなくなっていたし、そういうことを相談させてもらえる環境でもなかったしで、僕はひとりでこの難題を抱えて生きていくことになりました。

ゆえのその後の波乱万丈や、それらをひとつひとつ修正してきたことなんかはもういいとして(アラ)、この投稿ネタを目にして瞬間的に蘇ったのが、4歳の時のその感覚でした。
なんかいきなり目の前がスパークして心臓バクバクして、変な汗出てしばらくフリーズしたぞ(T▽T)www

もうそんな昔(すぎるくらい昔)のことなんて全部忘れちゃっていいのになー。
人間のココロの回路って複雑。

(でもその複雑さを「おもしろいなあ」と観察してみたりもする)

いやはやいやはや(笑)。




できるだけ目立たず、前に出ず、話題性もない人として、静かに静かに埋もれて生きたい。

それを裏打ちできるのは、低重心の自信。


肉体面でも精神面でも、僕は今が一番自分に自信があるのだな。




《BGM》
Yves Montand/C'est si bon



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