なりたくない職業

小学生の頃の話。

終業式で壇上にあがり、お別れの言葉を述べる先生たち。転勤が決まってこどもたちに最後の挨拶をするのだが、、

私はこれが死ぬほど嫌いだった。

とにかく悲しくて涙がこみあげてくるからだ。

壇上で声を震わせて「ありがとう」を伝える先生、涙で声を詰まらせる先生、、。

転勤していく先生に思い入れがあったわけでもなんでもない。ただただ、その「別れ」のシチュエーションが、私の心の中の何かを揺さぶるのだ。

そしてまたそんな自分が非常に恥ずかしかった。

小学6年生だった私は、その時心に誓ったのである。「転勤の度にこんな悲しい思いをする先生になんて、、絶対になれないし、、ならない。」と。

中学の時、海でいとこに泳ぎ方を教えていた私に伯母がひとこと。

「Cocoちゃん、教えるの上手👏🏻👏🏻先生になったらいいよ〜。」

「うわっ、絶対にやだー (心の叫び)」

あれから長いタイムトラベル。

何の因果か、先生らしきことをしている私がここにいる不思議。人生とは、わからないもの。

さて、なりたい職業ランキング。昔は教師も上位にいた気がする。

今はYou Tuberとかなの?

まあどんな職業を選択しようとも、未来の大人たちによい影響を与える人になれたら、いいよね。







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