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ふみひらいて。2023

※2022年の投稿作品まとめはこちら
※2023年の「#文披31題」お題については以下tweet参照




はじめに

 いま、ガスト避暑地でドリンクを嗜みながらこのnoteを書いている。
「文披31題」は7月いっぱいの開催ではあるが、もうたぶん思いついて書くこともないだろうということで、一足先に今年の私の参加作品をまとめておこうと思う。

 ということで、この「#文披31題」のルールについて簡単に説明。

・7/1~31の間、毎日設定されているお題に沿った小説を投稿する。
・どこに上げてもいいし、長さも問わない。お題の解釈も各自で自由に。
・過去のお題への追っかけ参加はOKだけど、先のお題に投稿するのは×。

綺想編纂館(朧)様のTwitter(@Fictionarys


作品一覧




day1「傘」

 しょっぱなからツイノベ。わかり易すぎてアレかなーと思いつつも、まあジャブだから……と言い聞かせながら投稿した。


day2「透明」

 誰にでも裏表なくいろんなことを話せたらラクだなあ、と思っていた時期は確かにあるんだけど、最近は(本当にそうだろうか)と思うようになった。話す相手もまた私だったらいいんだろうけど、現実はそうじゃないし、自分が心地よいと思うことが相手にとってはそうではない場合もあるから。
 まあ結局のところこれはエッセイではなく小説で作り話でフィクションでお花畑なんだからええやないけ、ということで書いた。

 あと「お前を私色に染めてやる」みたいな作品は過去にも書いているので宣伝しておく。


day5「蛍」

 今年の「文披31題」の中では一番力入ってたんじゃないかな。肩に
 でも書き始めてからは早かった気がする。
 
 なお、場所のモデルは私の地元の森林公園。そしてあの街でも蛍が観られるらしい。もちろんこんな経験したことはないですけど。うるせえなこれはフィクションなんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!(絶叫)


day7「酒涙雨」

 一応いろいろと調べたところ、織姫と彦星が一年に一回しか会えなくなったのって、この二人が遊び呆けてたせいらしいね。しかも最初は一切会わせないようにしていたけど、神様の温情で7月7日だけ会えるようになったんだとか。

 本当さあ。仕事してても最近いつも思うんだけど、いつも正しい行いをしている人たちにはなんの恩恵もないのに「ちゃんとしてない奴」ばかりが特例で助けられるこの世の中ってなんなんですかね。私が神様だったらこの二人は、お互いの名前を聞いただけで自動的に吐くぐらい追い込むのにな。こち亀でも昔「不良だった奴が更生したのが偉いんじゃなくて、ずっと悪いことをせずまともに生きてた奴のほうがはるかに偉いだろ」って話があったし、私は首がちぎれるくらい頷いたもの。

 あっごめんなさい作品の話をしてなかった。まあ現実には雨が降ろうが槍が降ろうが会いたい人には会いに行くでしょう……ということですよ。解散。


day16「レプリカ」

 これ以降はTwitter上で「このお題で書けっていうやつありませんか」と募集したやつ。

 リアルでも創作でも「唯一無二でありたい」と思っているんだけど、現実にはなかなか難しい。特に私はすぐに他人から影響を受けてしまうし、いかんせん他人の真似をするのは割と得意なのだ。
 だから文体もその時読んでる本へ(必要以上に)寄っちゃったりとかするわけです。

 ここで(最近あんまりたくさん書けないのは本を読んでないからなんじゃないかな……)と思いはじめた。この気づきを得ただけでも、今日noteを書きはじめた意味はあったな。うん

 西野さん 小説の進捗がゼロ文字であることを棚に上げるのはやめてください <赤字注釈


day19「爆発」

 種類は問わず欲望がふとした瞬間に大爆破することってあるよね、という話。
 ずっと躊躇していたのにあっけなくラインを踏み越えることとか……ネ………(焼肉食べ放題の店で山のような肉を盛りながら)

 でもほんとに、人は見かけによらないから気をつけた方がいいよ。ちなみに西野は一切怪しいところのないというか人間的な意味で裏が作れるほど表が厚くないので、心配せずにかかってきてください。案件とか案件とか案件とか。


day20「甘くない」

 ニュース観てたら思いついたやつ。実際問題、現実はもっとひどいみたいだしなあ。もうすっかりおかしくなっちゃったよっ、この国は!(グラスを壁に投げつけて叩き割る)

 でも自分ではそこそこ好きだったりするんだよね、作品としては。素直で奔放な人を書くより、こういう拗れた感じのある人を書くほうが楽しかったり。


day23「静かな毒」

「好き」という言葉を使わずにそれを表せないかなー、と書いてみた作品。
 ちなみに「甘くない」と同じく、作品をエブリスタに上げていないのは、いずれ妄想コンテストでしっくりくるお題が出てきたとき、それに出したいから。再投稿したらスターとか消えちゃうのが嫌なので。
 最近はもう妄コンにしか出していないなあ。それがほんの少しだけ自信というか、安心材料になってはいるけど。


day24「ビニールプール」

 西野と言えばバカみてぇに学生同士の恋愛話ばっか書く奴として有名だと思っているのだけど、今回はそれをぶっ壊したかったのでこのようなものを拵えた次第でござりんす。

 なお、他にビニールプールで思いついたのは:

・好きな男子とのお祭りデートで張り切って浴衣を着るも、なにもないところで躓いてヨーヨー売ってる屋台のプールにダイブしてびしょ濡れになってしまう女の子の話
・幼い頃、一緒にビニールプールで遊んでくれた近所のお姉ちゃんと大人になって再会したら、紆余曲折を経ていい感じになる話

全部妄想

 ……まあ、これが一番現実的でしたね。




さいごに

 去年も思ったけれど、やっぱり事前の参加登録とか義務がなく書けるのは気楽で良かった。上げるサイトも自由だし、これはコンテストではないので、エブリスタに上げたものは気兼ねなく妄想コンテストに出した。数を稼ぐっていうのはとても大事ですから……(眼鏡を上げながら)

 参加作品は昨年と比べて少しだけ減ってしまったが、来年になったらいろいろと落ち着いているだろうし、またチャレンジしたいなあと思っている。

 今回は特にひねりもない作品紹介になってしまったが、まあ暇すぎて手遊びをしたり、コンビニで貰ったレジ袋を三角に折ったりするその時間を、少しだけ西野の作品を読むのに遣っていただけると嬉しい。感想とかいただけるともっと嬉しい。私を大切にしてくれる人のことは、たとえ首だけになっても相手の喉笛を食いちぎって護るから。
 ここから先へは進ませないよ……(CV:東山奈央)


お読みいただきありがとうございます。いただいたサポートは、創作活動やnoteでの活動のために使わせていただきます。ちょっと残ったらコンビニでうまい棒とかココアシガレットとか買っちゃうかもしれないですけど……へへ………