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子宮全摘出手術3日目:手術翌日

翌朝、うつらうつらしながら起きました。
思っているより痛くない。

看護師さんが起こしてくれて起床です。
ベッドまで洗面用具をもってきていただき、
電動ベッドでゆっくり上体を起こします。
結構ドキドキで、傷もそれなりに痛みますが、まあ、許容範囲。
もちろん看護師さんが見守ってくれます。
無事に起き上がって、歯磨きと洗顔です。
これだけで、さっぱりします。
続いて、検温と血圧測定です。
熱は38℃
まだまだ下がりません。
風邪などではないので体のだるさはありません。
体のほてりもなく変な感じです。

血圧は薬のせいで130まで下がりました。
それでも高め、これは傷のせいもあるのあまり気にせず。

昨晩お世話になった看護師さんはここが最後でした。
ご挨拶できず、残念です。
本当にお世話になりました。

ここから診察&処置のラッシュになります。

昼担当の看護師さんにバトンタッチです。
足のポンプを外して、導尿を抜去いただき、体をふいていただきました。
足のポンプは意外と暑くて、これも外れて身軽です。
ただし、導尿抜去が痛かった。
そして、採血。
早速歩行訓練です。
点滴の管が邪魔ですが、入口まで、10歩ほど往復。
うん、大丈夫。
看護師さんからもOKをいただきました。

しばらくして婦人科の先生の診察です。
まずは痛みの確認。許容範囲です。
患部はテープで保護してあるので、確認はしません。
血液検査とバイタルが安定していること、
この後看護師さんが導尿抜去と、点滴を外すこと
ただし、再度点滴の必要が出てきたら、処置するので、針は残置
背中の痛み止め点滴はそのまま、痛かったら、迷わず押すこと
痛みが取れなかったり、出血がある場合はすぐ申し出ること
この後導尿抜去、歩行訓練、問題がなければ頑張って歩くこと
ざっとご説明いただきました。
事前に翌日の説明はされているので、予定通り、といった感じです。

1時間くらいで、トイレに行きたくなったので、ナースコールで連絡です。トイレは激痛&血尿でした。
今回の入院で2番目につらかった(1番目は下剤)
2回目も症状は変わらず。

そのあと、麻酔科の先生の往診です。
痛みを聞かれましたが、排尿痛を申告。
ごめんなさい、申告場所はここではないですね。
患部はほぼ痛くないので、大丈夫です。
痛み止めのポンプを3回プッシュしたことを申告。
痛みが強くなったら、知らせるよう再度念押しされました。

トイレが憂鬱ですが、生理現象なので、止められず。
がんばって3回目。
嘘のように、痛みが消えました。
なんだったんだ、ただし血尿はそのまま。
この血尿は翌日まで続くことになります。
なんだか長引きましたが、異常ではないようです。

再度婦人科の先生が来訪
排尿痛と血尿の連絡が看護師さんからあったので、
処置の相談でした。

ごめんなさい、痛みは引いて、血尿もちょっと濃度が薄くなりました。
時間が解決してくれるので、ひどくなったら、再度報告するよう言われました。
お手数をおかけしました。

少しづつ動きながらあっという間にお昼です。
お昼ご飯は流動食です。
メニューは
具がない澄まし汁
具がないポタージュ
リンゴジュース
お茶
みごとな水分
しかし、おなかが空いているのに、全然食べられない(呑み込めない)
なぜ、どうした私の胃
1日で消化方法を忘れたのか
リンゴジュースしか飲めませんでした。

お昼ご飯が終われば暇です。
歩け、って言われているし、院内をウロチョロします。
今思うと無料wi-fiがあるので、映画でも見てればいいのですが、
じっとしていられないので、結局夕食までウロチョロしまくりました。

夕食です。
五分粥と薄味の柔らかい野菜たちのおかずです。
今回は結構食べられました。
私の胃、消化方法を思い出してきたようです。

歯を磨いて就寝です。
昨晩あまり寝られなかったのと、やっぱり疲れているせいか
あっと間に眠りました。
夜中にトイレで数回起きましたが、
痛みも少なく、穏やかな夜でした。




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