母が、大病をしたのを機に終活を始めました。それが心と身体のリハビリになったのか、有り難いことにかなり回復してきました。

病前の母の趣味は友人達との旅行。元気になってきたとはいえ、コロナ禍ということもあり、旅行はおろか互いに高齢の友人達と会うことすら難しくなってしまいました。
だんだん不満が溜まっていきます。

そんな母がちょっと可哀想になり、聞いてみました。
「死ぬ前にどぉ〜しても行ってみたい所ある？あれば連れていってあげる。」

即答でした。

行きたい！　行きたい！　死ぬ前に三内丸山遺跡に行ってみた〜い！（母）

何山？？遺跡？？日本？？
どこにあるの？？

それは青森にありました。

青森の縄文遺跡かぁ。
辺鄙なところにあるんだろうなぁ。
ハードル高そう。。。

ところがどっこい、調べてみると「新幹線の新青森駅からバスで15分」とあります。

ふぅ〜ん、これなら足腰が弱ってしまった母を私一人でなんとか連れて行けそうだな。。。

旅行に行けるかも？！となった途端、「出来るだけ長く歩けるようにしないと！！」と、億劫がっていた散歩に毎日張り切って出かけるようになりました。

これでは行かないわけにはいきませんね。

さぁ、いざ参らん！
世界遺産、縄文時代にタイムスリップ、三内丸山遺跡へ！！！

早っ！
もう着きました。