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嫌なことは嫌と言える、オープンコミュニケーションが徹底されたエンジニア組織とは(FORCAS:佐藤彩)エンジニアが創る世界#001

本連載では、自らもエンジニアでありながら採用の最前線に立つ”エンジニアリクルーター”の方々からお話を聞いていきます。

第1回となる今回の記事では、株式会社FORCASの佐藤さんにお話を伺いました。

佐藤彩:
1991年生まれ。高校卒業後に地元の精密板金会社にてCADオペレーターを
7年務めたのち上京、UZABASEに入社。2018年にFORCASに転籍。


オープンコミュニケーションが徹底されたフラットな文化

―佐藤さんの今の業務内容と、入社の経緯についてお聞かせください。

QA(Quality Assuranceエンジニア。ソフトウェア全体の品質保証を行う)とFORCAS事業の採用を担当しています。
もともと全然違う分野の仕事をしていたので、未経験のことをやりたいと思ってUZABASEグループのプロダクトの1つであるSPEEDAのQAとして入社しました。
その頃にFORCASの立ち上げを行っていたのですが、それを手伝っているうちに「もっとFORCASに関わりたいな」と思ってFORCASに転籍しました。

―入社時に魅力を感じたのはどの部分でしょうか?

凄く自由な雰囲気の会社でありながら、とてもフラットで皆誠実に仕事に取り組む会社だなと思ったのが第一印象です。
また、オープンコミュニケーションが徹底されているので、とても意見がいいやすいです。
自分自身、一介の社員が言いたいことも言えないなんてしょっちゅうだったという経験もあり、これはまさに理想の会社の在り方だ!と感動すら覚えました。また、コミュニケーションも対面はもちろん、全社的にチャットツールを導入しているため、スピード感があります。

―エンジニアがエンジニアを採用することのメリットについてお聞かせください。

弊社には「自分のチームに欲しい人は自分たちで採用する」という文化があります。
その中でも「エンジニアがエンジニアを採用する」ということが積極的に行われていまして、チームのフェーズに応じて必要な人を的確に採用しています。
採用には候補者の技術スタックを的確に理解できていることが前提となりますが、そういうのはエンジニアじゃないとできないことですね。
また、採用したら自分たちと一緒に働くことになるので、事前にバリュー共感度やチームとして一緒に働くイメージを持てるかも確認できます。

採用される側の候補者としても、一緒に働くかもしれないチームとの相性を事前に確認できるのはメリットになるかと思います。
実際に弊社ではチームの雰囲気、会社の雰囲気を知ってもらうためのカジュアルな面談を積極的に行なっています。候補者の方に質問するというより、弊社について知ってもらおうという意図の面談です。
それで弊社の雰囲気と仕事について知ってもらい、「楽しそう」「一緒に働きたい」と意欲を持ってもらえるのが一番だなと考えています。

「テッキー」な人が多く、横の繋がりが強いエンジニア達

―現在の開発フローはどのようになっていますか?

アジャイルを意識したフローになっています。
毎週月曜に先週やったことと、今週やることを確認し、プランニングを行って実際に開発を進めていくというサイクルになっています。
プロダクトオーナーのCEOと、ユーザーに一番近い位置にいるカスタマーサクセスチームも参加し、エンジニアもビジネスサイドも一緒になってプロダクトの開発・改善を進めています。エンジニアからの提案はもちろん、カスタマーサクセスチームがユーザーから吸い上げた要望等もこの時話し合います。
また、カンバンを導入していて、すべての作業についてチケットを切って行っています。
一人でやるのは大変そうだなとなった作業についてはペアプログラミングを実施し、二人で作業に当たっています。
むしろ、以前は完全ペアプロを行なっていたのですが、出社時間を揃えなければいけないことや、1人でも問題なく遂行できるチケットを2人でやらなければいけないことが逆にネックになっていたこともあり、開発の仕方はその時の状況に応じて改善しています。プロダクトの価値を高めるためにスピード感を持って取り組める開発フローと働くメンバーの働き方の自由さは両立できるように考えています。

―御社で働くエンジニアについても何か特徴はありますか?

技術が好きな、いわゆる「テッキー」な人が多いですね(笑)
エンジニア歴が長い人も多いから、試したいことがあれば「じゃあやってみよう!」となる人が多くって。
また、弊社にはプロダクトが様々ありますが、エンジニア同士の横の繋がりが強く、プロダクトの垣根を超えた情報交換や交流がよく行われています。
例えば、一ヶ月に一回TechMeetUpを開催しています。これはエンジニアの交流を目的にしていて、様々な意見交換ができるし、先に交流があればなにか行き詰まったりした時も「あ、これなら○○さんに聞いたら良いアドバイスがもらえそう!」など、解決へのスピードが早くなりますよね。
他にも個人的に勉強会を開催したり、特定の技術が好きなメンバー同士でランチにいったり、「もっと技術の話をしたい」という人にとってはうってつけの環境だと思います。

―勉強と実践を同時に行える環境だとエンジニアは成長しやすいですよね。エンジニアがどうキャリアを積んでいくべきかについて、佐藤さんの考えをお聞かせください。

個人的にも悩んでいてすごく難しいですが、自分のやりたいこと、やりたくないことをしっかり認識して、興味あることに対しては学習意欲を絶やさないことではないでしょうか。「好きこそものの上手なれ」ですかね!

本人のWillを尊重しているFORCASテックチーム

―どんな環境だとキャリアを積みやすいと思いますか?

「嫌なことは嫌」と言える環境が良いのではと思います。
エンジニアって自分で手をバンバン動かしたい人もいれば、マネージメントしたい人もいますし、一人でもくもくやりたい人もいれば、チームで開発するのが好きという人もいます。人によって志向や適性がはっきり分かれやすいのがエンジニアなんですね。
そのため、「自分はこういうのがやりたい」「こういうのは避けたい」と言える環境だと働きやすいと思います。
もちろん、弊社テックチームはそういう環境であると自負していますので、自分のキャリアや技術を軸にしつつ、本人のWillを尊重して仕事をさせてもらえると言いきれるかと思います。

―エンジニアのキャリアを考えるにあたり、「どこで働くか」という会社選びがとても大事になりますよね。エンジニアが転職活動をするコツについてお聞かせください。

2つあると思います。
1つ目は、自分がやりたい、挑戦したい技術を取り入れている会社を選ぶことです。
エンジニアとして活躍するなら、自分がやりたい技術に挑戦し、結果を残すことが大切になります。ただ、会社によっては技術要件が決まっていたり保守的な体制であったりと、新しいことに挑戦することが困難な環境である場合があります。
そうなると業務中に自分が挑戦したいことに取り組むことが難しくなるため、事前の会社選びはとても重要です。
2つ目は、社員が楽しく働いているかを見極めることです。
その会社が本当に楽しく働ける環境かは、説明を受けるよりも実際にそこで働いている社員に逆に質問してみたほうがわかることがあります。
弊社に転職してきたエンジニアでも、「自分が面接に行くときには、『この仕事で達成感を得たことはなんですか?』と聞くようにしている」という方がいます。
一緒に働くことになるエンジニアが達成感を得て仕事をしているか、そこを見るのも会社選びにおいて大事なポイントになると思います。

―最後に、FORCASへの応募を考えている人へメッセージを頂けますか?

チャレンジングで開発が好きな人に来て頂きたいと思っています。
最近できた小さなチームなので、裁量を持って働けますし、自分で引っ張っていくこともできます。
弊社は言いたいことは言えて、技術的な挑戦もしやすい環境です。
前向きで何事もキャッチアップしていける気概のある方、ぜひ一緒に働きましょう!

⇨FORCAS JOBSはこちら 

また、弊社では2019年7/24(水)に虎ノ門ヒルズでSaaS企業が一堂に会するSaaSwayカンファレンスを開催いたします。

「日本のSaaS Shiftをここから加速させて行こう」という志のイベントですので、興味がある方はぜひご参加ください!

―インタビューへのご協力、ありがとうございました!


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