私は音に関してかなり敏感である。
これは絶対音感持ってるとか、良い音質を聴き分けれるとかプラスの意味じゃない。
プラスに敏感なのではなくマイナスに敏感なのだ。

どういうことかというと、苦手な音がめちゃくちゃある。
苦手というか、殺意すら湧くレベル。

例えば、咳。
まあ咳が好きな人なんて稀だと思うけども、なんとなく嫌だよねのレベルを超えて嫌いなのです。

小学生と時は家族四人同じ部屋で寝ていたのですが、弟の咳が止まらない時期があって、寝るのに苦労しました。枕で耳を包んで寝てました。
私は愚かな姉だったので、弟に対して「うるさい」とか「咳とめて」とか言って親から注意されてました。
「辛いのは弟なんだから」

正論すぎる。ほんとにそう。こんな姉はどうかしている。最悪すぎる。

今でも家族が咳をするたび、内心「たあーーーーーっっっ！！！！！あばばばばば」とプクリンおやかたよろしく発狂しそうになるのですが、流石にもう大人なので「薬飲んだら？」と、あからさまに嫌そうな顔をして言います。これもまだ全然人間として終わってる。
あとは自分の部屋に逃げるとか、イヤホンで音楽流すとか。
ご飯食べてるときとかはリビングにいないといけないので、地獄地獄もいいところです。

咳に近いので言うと、しゃっくり、嘔吐、鼻水をすする音など。

これも、まじで発してる人は一ミクロンも悪くない。
なのに、殺意が湧くぐらい心がぐちゃぐちゃになる。
すぐさまその場を離れる。
授業中とか離れられない時は本当に生き地獄です。

※嘔吐に関しては普通に感情移入しちゃって自分も吐き気がしちゃうから苦手ってのもある。

あとは音じゃないけど、人の癖。
この人、こういう癖があるな、って気づいたらそれが気になって気になって何も手につかなくなる。

首を捻る癖があったらそれが気になって、もうどうにかなりそうになる。
あと、口癖とか。

これなんなんだろう。
音に嫌悪感を感じてるってよりは、その行為自体に感じてる気がする。

ただの癇癪持ちなのかなあ。
いつも、怒り泣きそうになっちゃうんですけど、流石にやべえやつなので我慢します
。
それか、圧倒的に性格が悪いのか。
ミソフォニアとも違う気がする。音じゃないし。

こういう地味な生きづらさってあるよね。