なぜ、それをするのか説明する力

結論:人を巻き込むのなら、ある程度の納得は必要

人に何かを教えてもらう時、
「とりあえずやってみろ」、
「習うより慣れろ」、
のような言葉を受ける場合がある。
つまり、なんでそれをやるのかの説明を省くことがある。
確かに、
会社で上司から、
「とにかくこれをやってみろ」と言われる場合や、
スポーツでコーチから「とにかくやってみろ」
と言われる場合はあると思う。
しかし、
実際にそれをやるときは、
なんでそれをやるのかについて、
ある程度の納得は必要だと思う。
100%の納得は得られなくても、
ある程度の納得は必要なのかなと思っている。
また、
説明や理由など、
自分が十分に説明できないのに、
人にやらせようとする状況では、
良い結果が生まれるとは思えないと、個人的には思っている。
実際、私はスポーツや仕事において、
なぜそれをやらなければいけないのか、
と言う説明がない場合は、
自分の能力を発揮したり、
それに真剣に取り組むことができない場合もあった。
そのため、
なんでそれをするのかを説明できる能力は必要なのかなと思っている。
また、
特にリーダーや上司のように指示を出したり、
人をまとめるようなポジションにいる人は、
説明する能力が特に必要だと思っている。
もちろん、人間には好き嫌いや相性があるため、
どれだけ説明をしてもわざと納得しようとしない人や反発する人がいる事はわかっている。
だけど、ある程度の納得が得られる説明は必要なことなのかなぁと思っている。
あと、
組織をまとめるリーダーや上司に関して言うなら言うのならば、
理由を説明できないリーダーに部下はついてこないのかなと思っている。
なんでそれをしなければいけないのか、
なんでそれをするのか言えるのことは、
責任を取れるかっこいい大人の条件の1つでもあるのかなと思う。
加えて、
子育ての場合で考えてみると、
子どもの年齢や能力にもよるが、
子どもが悪いことをするときに、
なんでそれをしてはいけないのかを説明する事は大切だと思っている。
子どもにそれを説明したところで、
どうせわからないだろうという考えはやめたほうがいいのかなと思う。
子どもはわかっていないようで、
実際はわかっていることが多いと思う。
また、子どもが自分の要望ばっかり訴えている場合は、
なんでそれをしたいのかを可能な範囲で子ども自身に説明させてみるのも良いと思う。
小さい頃からなんでそれをしたいのかを理論で説明できる能力は、
大人になってから、
社会人になってから、
自分が子育てをする立場になってから、
人にアドバイスをする立場になってから、
など様々な場面でも生きてくる能力なのかなと思っている。
100%の納得は得られなくて良い。
だけど、ある程度の納得を得られる位には説明できると、
物事はスムーズに進むようになるのかなと思う。
相手が納得できるような説明ができるかかどうかはわからないが、
納得できるように説明する伝え方に関しては、
努力は必要なのかなと思っている。

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