扁桃体に振り回されるな

結論:行動することで不安や恐怖は減る

皆さんは”扁桃体”と言う脳の部位を知っているだろうか。
この扁桃体は、”恐怖や不安などのネガティブな情動”に関わる場所だ。
例えば、怒りっぽい人や怖がりな人、 不安が強い人などは、
扁桃体が過剰に反応している状態だと考えられる。
ただ、扁桃体は悪いものではなく、原始時代などにおいて、野生の動物から身を守るためにあったものだと考えられている。
原始時代では、不安や恐怖などを感じないと野生の動物に襲われてしまい、自分の 命を落としてしまうことにつながってしまうからだ。
しかし、現代の生活において、そのように野生動物に襲われる事はほとんどないのではないかと思う。
なので、まずは扁桃体があって、不安や恐怖に感じた時は、その扁桃体が過剰に反応している状態なのだと言うことを知っておくことが第一歩なのだと思う。
また、そういう不安や恐怖にとらわれないためにできる事は、少しずつその不安や恐怖に慣れていく事だと思う。
例えば、 自分の能力よりも明らかに難易度が高いことをする時は、人は過剰に不安や恐怖を感じるものなのかなと思う。
例えばスポーツで強敵と戦う時などがそうなのかなぁと思う。
しかし、自分が地道に練習や努力を重ねていくことで漠然としていたその不安に対して免疫がついていって、最初よりも不安や恐怖を感じなくなってくるのではないかと思う。
つまり人は慣れていく生き物だと言うことだ。
人は無意識にわからないものに対して、不安や恐怖を過剰に感じてしまう傾向がある。
実際にはどうなのか、ということを情報収集や体験から知ることで、
その不安や恐怖に対応することができ、準備や練習をすることでその不安に打ち勝つことができる。
扁桃体の存在を知って、行動すること。
それがネガティブな情動に振り回されずに生活するための1つのコツなのかなと思う。

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