失敗を語れる人はかっこいい

結論:失敗が多い人は、失敗した人の気持に寄り添える

自分の失敗談を人に話す事はあるだろうか。
自分の弱みや苦手なことなど、
自分の口から主体的に人に話すこと。
それは自分の自己開示になると思っている。
自分のことを飾らずに話せる人は、
素のありのままの自分をその人に見せているのと同じだと思う。
子育てや部下の指導などをするときに、
自分の失敗談を語れる人は、信頼関係を作りやすいのではないかと思う。
例えるならば、
自分の部下が失敗したときに、
「自分も若い時は同じようなミスをしていた」、
「自分はもっとできなかった」など、
自分の失敗談を語ることで、
”あの人も昔はそうだったんだ。自分ももっと頑張ろう”と、
思える人が出てくるのではないかと思う。
実際、私も仕事において新人の頃はミスが多かった。
しかし上司が、自分はもっとできなかったという失敗談をしてくれたことで、
どれだけ勇気づけられ、もっと頑張ろうと思えたことは忘れられないエピソードだ。
また、人にはある程度の納得感がないと、
そのアドバイスを素直に受け入れてみようと思えないのではないかと思う。
例えば、太っている人に痩せろと言われることや、
タバコを吸っている人に禁煙しろと言われることなど、
その人がやっていないこと、できていないことをやれと言われると、
やはり納得しづらいのではないかと思う。
人は無意識に”お前が言うなよ”と、
思った人の話は聞きたくないと思うのではないかと思う。
自分も昔は〇〇だったと言うことを思い出し、
人の気持ちにもっと寄り添ってみると、
良い人間関係が作れていくのではないかと思う。
また、失敗の数が多いと言う事は、
行動の数も多いということにもなる。
つまり、失敗の数が少ない人は行動量が少ないという事にもなるのかなと思う。
もちろん、すべての人がそういうわけではなくて、才能やセンスがある人は失敗の数が少なくて、大きな結果を出せる人もいる事はわかっている。
しかし、自分の失敗を自分から語り、人に勇気や元気を与えられる人はかっこいいのかなぁと思う。

この記事が参加している募集

新生活をたのしく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?