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複利を感じる読書

毎年同じ時期に読む本があります。
誕生日の前後になると手にとるのですが、同じことやっている人いますよね。あんまり多くないですか?

読み返しているのはこちら……

吉田修一さんの「パークライフ」
日常ってほんの少しずつ変わっているんでしょうね。
ちょっとしたことがキッカケで、ちょっとした変化が続いているようです。
その場にいながら、意識は遠くの国に移動してる感覚にも大いに共感。
日常の中に、ちょろちょろと別の世界が入り込んでたんだ!と気づいた時にすごい発見!!と思ったこともありました。
気づいていないだけで変化していることとか、現実かどうか分からない時間がひょろひょろとその辺に流れていることとか。
大きい公園好きになったのには、確実にこの本の影響受けていると思います。

そんなことに、毎年くりかえし読んでみることで、ちょっとずつ気づいています。
定点観測のように、1つ歳を取るたび捲るから気づけるのが面白いんです。

<1年ぶん寝かせてから読み返す>

投資信託と同じで、複利が効いている気がします。
早く始めてみると、積み重ねることの強さを感じられるかもしれないですよ!

#吉田修一 #パークライフ #複利 #エッセイ
#創作大賞2024 #エッセイ部門


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